過去との遭遇。

こういう仕事をしていると
思わず過去の自分に出会うことがあります。

先日ナレーション収録をした時もそうでした。
「前回と同じような感じでお願いします」
と、先に録ったコメントを聞かされました。
その前回というのが7年前!

間違いなく私の声ですが
なにかが違う。
いろいろ考えた結果
“声の重心が違う”
という答えになりました。

声の高さ低さではなく重心。
つまり、声が響いている場所が違うような・・・。
7年前はおでこが響いている。
今は胸のあばら骨が響いている。ような???

大変わかりにくい話ですみません。
肉体が重力に逆らえず
あちこちが下がっていくように
声もそうなのか?という疑問です。

秋の夜長、考え事をするにはいい季節です。
でも、地下鉄の電車は
どこから入れたかを考えると
夜も眠れなくなるので
それは考えないようにします。