2 Rhythm 上海特派員リポート

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2012上海ブックフェア

今週の上海は連日の雨で最高気温は30度もいきませんでした。
日中でも暑さがほぼ感じられなくなり、
風当たりも涼しく、秋の到来を告げているのかも?
それでも9月は厳しい残暑が続くようで、気は緩めないです!

今日は8月15日から21日まで上海展覧センターで開催された
「2012年上海ブックフェア」を紹介します。
今年9回目の上海ブックフェア、
今回のテーマは「読書を愛する、生活を愛する」でした。
去年2011年に国家クラスのブックフェアにアップグレードし、
今年は約500の出版社が計15万部以上の書籍を出展。
7日間のうち460回以上の読書イベントや文化講座、サイン会を行い、
国内外700人以上の作家、学者が集まり、最大規模となりました。
17日から19日までは18時〜21時の夜間展示も行なわれたこと、
そして週末と重なったということもあり来場者はピークを迎え、
一週間の合計来場者数が32万人以上、
売上額が6000万元(7億5000万円)を超えました。

「上海外文書店」の規模は今までの最多種類の洋書を持って出展しました。
小説、漫画単行本、ファッション雑誌、アイドル写真集、
イラストブックなど読者たちのニーズを全力で応えていました。

実際国内の書籍事情を見ると、日本語版の漫画を購入している人が急増しています。
それは日本語の勉強をするキッカケになるのが、
日本のアニメや漫画という方が多いからです。
好きな作品の原作などを買って保存したくなりますよね。
さらに今回ブックフェアの期間中、
全書籍が定価の2割引で販売という優遇も初めて行われました。
書籍の一時預かり所や配達サービスも用意され、重さの心配も必要ないです。
読書の秋に向け、今回のフェアでまとめ買いした人が多いでしょう。

会場は全エリアでWiFiが使用可能なので
会場内で中国版Twitter、ウェーボーでも最新情報を随時更新していました。
実際の書斎をイメージしたセットの中で読書を楽しめる
「理想の書斎」コーナーといった体験型の展示も用意され、
「家庭の書斎」「実業家の書斎」といったセットの中で
シチュエーションにあわせた400冊以上の書籍が紹介されました。

今年は日中国交正常化40周年ということもあり、
日本の著名な作家が参加して挨拶するなど、昨年よりも日本色が増しました。
日本作家の阿刀田高氏、石田衣良氏、
イギリス作家のDavid Mitchell氏、スペイン作家SusanaFortes氏らが、
新しい本を持って登場したり、一連の作品検討、
文学スピーチと対話イベントに出席したりして、国際文学の交流を促進しました。
電子書籍で本を読む人が増えている今、
上海ブックフェアが毎年規模を拡大し、大盛況なのは紙書籍に対する愛着を持っている人が多いからなんだと思います。


上海の冷麺

台風が過ぎて上海は晴天が続いていますが、すっきりとした青空ではありません。
日差しが強く気温もかなり上昇し、日中最高気温は35度くらいあります。
こう暑いと食欲がなくなるという方のために、今日は上海の「冷麺」をご紹介します。

中華料理はいつも油濃いイメージが強いですが、
暑いときはさっぱりと冷たいものを食べたくなるのは誰でも共通の感覚です。
冷麺と言っても、韓国冷麺や冷やし中華とは少々違います。
正しくは茹でた乾麺にタレをからめて、いろいろなトッピングをのせて食べる麺料理です。

上海式冷麺、定番の味付けのベースはピーナッツだれと黒酢です。
少し甘いピーナッツだれ&すっぱい黒酢…
ちょっと合わないんじゃないの?と思われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、
意外とこの二つは相性がいいんです!やみつきになってきますよ。

麺は細めんを使うのが一般的。
細麺と言っても、上海での一般的な細めんは日本のラーメンより太く、細いうどんに近い感じです。
庶民的な上海式冷麺は冷水や氷を使って直接冷やす習慣がないので、
扇風機などを使って冷風で茹でた麺を冷ますのが普通です。
この理由は、昔麺屋さんが「生水で麺を冷やしたことは衛生面よくない」と言い禁じたからといわれています。

これだとちょっとぬるいかもしれないですが、
この麺にいろいろなトッピングをのせて食べるのが上海式冷麺の特徴です。
ぬるいのが喉越しわるいと思われますが、
あまり冷たすぎると、トッピングの味がはっきり感じられなくなります。

家でも冷麺が簡単に作られます。
好みで麺の種類を変えたり、トッピングを増やしたりと色々チャレンジするのもGOOD!
ピーナツだれやゴマだれに合う定番のトッピングは
キュウリの千切り、錦糸卵、もやしなどさっぱりとした素材です。
他にも、蒸した鶏肉を細く切って乗せた冷面、
細切り豚肉・もやし・ピーマンの冷面も代表的です。
野菜や肉などのおかずをトッピングにした場合はタレ抜きでお酢や醤油、ごま油を混ぜて、あっさり塩味もいけます。

上海式冷麺は固定な味やイメージがなく、
トッピング次第で味が変わるというオリジナルティ溢れる食事です!
ローカルの味はシンプルですが、懐かしい上海を感じさせますよ。
上海にこられる方でローカルの味を試してみたくなったら是非とも冷麺勧を!


桃の季節!

今週の上海は台風の影響で気温があまり上がりませんでした。
週末からは晴天が続くようですので、今がシーズンの桃狩りに行くのはいかがでしょうか?

上海の浦東新区の「南匯」は昔から桃の産地として有名です。
春には桃の花祭が開催され、夏になると桃の収穫時期を迎えます。
上海産の桃は水蜜桃系で甘みの強い品種。
食べごろは7月下旬から8月上旬くらいです。

上海南匯の「大団桃園」は毎年、桃の賞味会が開催されます。
今年は7月13日から8月15日までなので、ちょうど開催期間中!
桃の賞味会では、朝摘み取った新鮮な桃を味わうことができます。
桃の保存期間はとても短いです。
木から落ちたり、少し傷が付いたりすると、売り物にならなくなります。
賞味会ではこれが無料で食べ放題です。
桃の賞味だけでなく、自分が選んで摘んだ桃を食べることも出来ます。

桃狩り以外にも、桃園クルーズ、魚釣り、水車踏み、野菜収穫、野菜賞味などもあるので、
1日楽しめると思います!入場料は1人80元。
お土産に桃が貰えるそうです。
時期によって品種が違いますので、楽しみがまたひとつ増えますね。

中国は桃の原産地といわれいます。
小さいころにみた「西遊記」の主人公、孫悟空も桃との関係が深いですよね。
それは、中国では桃が特別なものとしてみなされ、
不老不死の「仙果」と考えられていたからなんだそうです。

そんな美味しい桃が収穫されるこの時期、上海に是非遊びにきてください!

ちなみに、暖かい塩水に桃を3分間くらい浸けると皮がとても剥きやすくなりますよ。
おうちで桃を食べるときは試してみてくださいね!


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