株式会社エフエムラジオ新潟 
第231回 放送番組審議会議事概要

開催日時

平成23年7月26日(火)午後4時

開催場所

エフエムラジオ新潟 4F 会議室

委員の出席

西條和佳子委員長
藤田普副委員長
高橋英司委員
丸山貴和委員
菅又淑子委員
野崎孝則委員
<会社側>
増村代表取締役社長
中村常務取締役総務部長
中野取締役放送営業部長
古山放送営業部次長
中沢放送営業部次長

議題

TOKYO FM 制作 『 ゆうちょ LETTER for LINKS 』
(平成23年8月26日(日)午後3時〜午後3時30分放送)

審議内容

東日本大震災後の5月から始まった新番組です。人と人とのつながりをテーマに前半の「絆ストーリー」は「大切なあの人への手紙」をイメージした朗読に効果音、BGMを交えておおくりします。今回は芥川賞作家平野啓一郎氏から故筑紫哲也氏への構成となっています。後半の「リンク・メーカー」では、人と人、地域をつなげる人をそのメッセージで紹介します。今回は、俳優の伊勢谷友介氏が登場します。羽田美智子(女優)がナビゲーターを務めます。

審議委員の皆様からはいろいろなご意見をいただきました。

・前半はゆったりとした構成で、コマーシャルで細切れにならず好ましく思いました。
しかし1曲目に入るタイミングが早すぎたように感じました。
・可能ならば、もう一人くらい出演者が加わって、ドラマの色合いを深めてもおもしろい。
・ストーリー中、大分県別府市の「アルゲリッジ音楽祭」が紹介されましたが、導入部分だけでしたので、ひと言説明があればよかったと思います。
・前半と後半の関連性がよくわかりませんでした。別々の話題を伝えるのであれば、もう少し番組の趣向や構成についての説明があればよかったと思います。
・日曜の午後3時という時間帯に合う、ゆったりと落ち着いた感じのいい番組だと思います。
・「筑紫氏ならば、この大震災をどのように伝えたのだろう」というテーマを際立たせるため敢えて伏せていたのかもしれませんが、平野氏自身の大震災に対する印象も聞きたかった。
・後半部分で、「リバースプロジェクト」の活動内容について、より具体的な説明を望みます。
・ナビゲーターには、もう少し落ち着いたトーンで、低めの声の方が合うように思います。
・羽田さんは好感度の高い女優で、番組のイメージにはぴったりだと思います。
・「亡くなった大切な人への手紙」という主題に共感しました。共感性はラジオ番組では大切なことだと思います。
・男性の気持ちを女性ナビゲーターが紹介することは、よい趣向だと思います。
・男性が主人公の物語を、女性ナビゲーターが朗読することについて、違和感を覚えました。
・ストーリーそのものは、ちょっとしたエピソードなのですが、ゆったりと、はっきりと、気持ちの込められた朗読とドラマチックな表現で、場面に引き込まれていきました。

次回予定

平成23年9月27日(火)

過去の開催