株式会社エフエムラジオ新潟 
第237回 放送番組審議会議事概要

開催日時

平成24年3月29日(木)

開催場所

エフエムラジオ新潟 4F 会議室

委員の出席

西條和佳子委員長  
藤田普副委員長  
高橋英司委員  
丸山貴和委員
菅又淑子委員
横田秀珠委員  
野崎孝則委員
会社側
増村代表取締役社長
中村常務取締役総務部長
中野取締役放送営業部長
古山放送営業部次長
中沢放送営業部次長

議題

TOKYO FM制作 『LOVE & HOPE SPECIAL ~3月11日の手紙 』
(平成24年3月11日(日)午後7時〜7時55分放送)

審議内容

東日本大震災の発生から1年となる3月11日に、TOKYO FMをはじめJFN38局では、被災地で綴られた「ことば」に思いを寄せた生放送の特別番組をおおくりしました。震災後に募集された作文コンクール、エッセイコンテストの作品から、作家・内館牧子氏が選んだものを中心に朗読で構成したものです。被災者、関係者のメッセージや釜石駅前のセレモニーの様子もあわせてお伝えしています。元NHKの住吉美紀パーソナリティーが進行を担当しました。

審議委員の皆様からはいろいろなご意見をいただきました。

・想像力に訴えるラジオの特性を生かした、朗読中心の構成を興味深く感じました。
・制作の準備に相当苦労したと思いますが、それについての説明も聴きたいと思いました。
・住吉パーソナリティーの落ち着いた、やわらかい言葉遣いに追悼の気持ちが表現されている
ように感じました。
・被災者の声をもう少し取り上げてほしいことと、他の被災地の紹介もあれば、さらに
よかったと思います。
・朗読の一部では、亡くなられた方々が収容される様子に触れられていました。賛否の分かれ
るところですが、この大惨事を 記憶に留めておくために必要だったと思います。
・被災された方々により聴いてもらうために、全国からの応援メッセージを紹介する企画も
考える必要があると思います。
・印象的な心に残る表現が多く、聴きながら映像を見せてもらったように感じました。
・こういった番組を批判することは難しいので、審議の対象にふさわしいのかと感じました。
・復興が遅れている被災地の状況を訴えて、より知らしめるような番組も検討してほしい。
・紹介されていた曲は、悲しさ、つらさ、そして希望を訴える歌詞で、心にしみました。
・朗読の一部で文章の表現が難し過ぎて、聞き流しているリスナーにはわかりにくく、
内容が残らないのではないか心配されるものがありました。
・今後は被災地の課題や復興の様子を現在進行形で伝える番組を継続してほしいと思います。

次回予定

平成24年4月23日(月)

過去の開催