春だから。

「その時、電気が走ったようだった・・・」

恋の始まりを告げる
こんな表現があります。

春物の洋服を買いに行きました。
お目当てのジャケットを手にした私に
素敵な店員さんが、
「試着なさいますか?」

「はい。」
と答える私。

店員さんが
ハンガーからはずしたジャケットを私に手渡し
微笑んだその瞬間!

「バチッチッチッ!」

電気が走ったのです。
そうマジに電気が走ったのです。

「すいませーん。私、静電気持ちでぇ。」

「あ、すいませーん。私もでーす。」

アブアフェアーが簡単に始まるわけもなく。
そもそも店員さん、女だし。

乾燥するこの季節ならではのひとコマ。