語りつぐこと。

2004年の今日。
中越大震災が発生しました。

私は当時大学生で、
新潟市内の大きなイベント会場でアルバイトをしていました。

実家にも電話がつながらず、
長岡市の友達にも連絡が取れず、

ただただ不安でした。

FM-NIIGATAに出入りするようになって、
震災発生から少し落ち着いてから
妙見へも中継で行かせていただきました。

あまりの光景に足がすくみ、
涙が止まらず、息が苦しくなり、
とても悲しくなったことを今でも鮮明に覚えています。

中学・高校を長岡で過ごした私にとって、
被災地長岡市は第二の故郷です。

すでに亡くなっていますが、
大好きなおじいちゃん、おばあちゃんも長岡市に住んでいました。

やっぱり忘れられない日です。
忘れてはいけない日でもあります。

あの経験以降、
防災への意識は高くなりました。

救急バッグ、防災グッズのバッグは車にいつも乗っています。

震災で亡くなったわけではないけれど、
今日は長岡のおじいちゃん、おばあちゃんのことを想って過ごしたいと思います。

もちろん、子どもにも話をします。

人間は弱いけど強い。

どんなことがあっても心を強く持てるよう。
折れても立ち上がれる子になってくれるといいな!

生きているってそれだけで幸せなことです!