ハルビン:聖ソフィア大聖堂

小さな村だったハルビンが近代都市への変貌を遂げたのは、

清朝と帝政ロシアの間で結ばれた不平等条約による鉄道の建設がきっかけ。

都市を建設するにあたり、ロシアは都市の中心施設に当時ヨーロッパで流行していた

アール・ヌーボー様式を採用しました。

ヨーロッパ最先端の文化を極東に持ち込んだのです。

ヨーロッパではアール・ヌーボーは長続きしませんでしたが、ハルビンで独自の発展を遂げます。

そして、世界でも稀なアール・ヌーボーに彩られた街、ハルビンがつくられました。

“建築物の展示場”と呼ばれるくらい様々なものがあり「東方の小パリ」とも呼ばれています。

中でも、中国と西洋両方の建築スタイルが融合した、ロシア正教の教会である「聖ソフィア大聖堂」。

屋根がロシア式のたまねぎ型で、インスタ映えは間違いなし!

教会の周りは・・・やはりヨーロッパ式の建物に囲まれた広場。

そして歩道では、焼きたての焼き芋が!寒い体に沁みわたります。

相当大きくて、相当甘かった!

そして、中国の冬と言えばサンザシ。

サンザシの実を串刺しにしてリンゴ飴みたいに飴で覆われたこのお菓子のお店が多くみられます。

夏は暑くて溶けちゃうので、冬の風物詩。

そして、今回、中央大街のメインストリートから横道に入ったところに見つけたクラフトビールのバー。

半地下のお店で、ちょっとおしゃれな感じ。

メニューが全部漢字!そりゃそうですよね、ここは中国。

漢字なので意味がなんとなーくわかるのが嬉しい。

なんと全部手作りだそうで・・・

私がオーダーしたのが「チョコレートビール」

甘さはほどほどでカカオの風味があり、相当美味しかったです。

このバー、おすすめですよ!

このバーの2件ほど先にはこのレストラン。

目印は凍ったチョウザメ。そう、キャビアがハルビンでは安いの!!!