特別番組 瀬戸内寂聴、ラジオ語り。~東北への想い、平和への祈り~
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イベント終了

開催期間: 2022年3月20日(日)

特別番組 瀬戸内寂聴、ラジオ語り。~東北への想い、平和への祈り~


東日本大震災、原発事故、そして戦争。

作家・瀬戸内寂聴の「最後のメッセージ」をお届けします。


FM-NIIGATAでは

2022年3月20日(日)19:00~20:00 放送


2021年11月、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。99歳でした。
寂聴さんは、2007年から2016年まで、およそ10年に渡って、JFNのラジオ番組に出演。        
お話の内容は、人生を生き抜くヒントから作品の裏話、戦争や震災のこと、
文化人や著名人との交友録まで、多岐に渡りました。
さらに晩年のライフワーク「源氏物語」を語る一方、リスナーの人生相談にもユーモアを
交えながら応えてくれました。
生涯をかけて、「書くこと、愛すること」を一時もやめなかった寂聴さん。
戦争の記憶や自身の人生経験から、悩みを抱えた人、つらい立場にある人に常に寄り添い続け、
ラジオを通じて、たくさんの宝物のような言葉を遺してくれました。

シリーズ2回目となる
「瀬戸内寂聴、ラジオ語り。~東北への想い、平和への祈り~」では
出家を通じて東北とゆかりが出来た寂聴さん。
「地震津波は天災だけど、原発事故は人災」と、被災地で苦しむ人々に、人生の矛盾や無常を解き、
心を解きほぐすヒントを与えてくれます。
番組では、寂聴さんが出会った東北の風景や、終戦を迎えた北京の情勢などのラジオドラマを
交えながら、どのような状況で寂聴さんがこの言葉を発したのかも表現していきます。
寂聴さんの言葉は、いまだコロナ禍にあり、見通しのきかない現代社会を生きるわたしたちの心に、
一石を投げかけます。

ぜひお聴きください。