世界一周旅行中 蒼人さん旅行記 <ニューヨーク街歩き編・前編>

2013年3月27日(水) 16:27

<ニューヨーク街歩き編・前編>

すでにご存知だと思いますが、ニューヨーク…デカかったです。

4泊5日(実質4日強)で行きましたが、のんびりしていたら時間が足りなくなりました。まあ、国連本部、世界貿易センタービル跡地、タイムズスクエアは各2回ずつ行ってたんですけどね(-_-;)

ただでさえ大都市なのに、初めて行くとなると、どう予定を立てていくか分からなくなります。そこで、
この前編では、ニューヨークの仕組みと道について、
後編1・2では、観光スポットについて、書いていきます。



マンハッタン島は幾つかの地区に別れています。中でもセントラルパーク以南が、観光スポットが密集している中心部です。


最近は安い宿が郊外に出来ているので、中心部以外の地区について触れてみます。

・セントラルパークより北の、ハーレム地区、ブロンクス地区

この2地区は移民が多く、昔から治安が悪いと言われてきました。最近は改善傾向にありますが、他の地区よりも犯罪認知件数が格段に多いそうです。街並みの写真を撮ったら、「勝手に撮るな」とトラブルに!ということも、この地区ではよくあるそうです。悪いことばかりではなく、特にハーレム地区は黒人音楽の聖地で、日曜朝は多くの教会でゴスペルが聴けます!


・イーストリバーを越えた東側のクイーンズ地区、ブルックリン地区

こちらも移民が多い地域ですが、治安は良い方だそうです。デザイナーが多く住んでいるようで、最近人気です。



さて、マンハッタン島の南は道が集中していますが、そこ以外は碁盤の目のように整っています。そして、自分がどこにいるかは、交差点に出れば分かります!交差点には道の名前が書いてあるためです。


縦(南北)に走る道が「アベニュー」、横(東西)を走る道が「ストリート」です。縦は東から順に、横は下から順に数字が段々大きくなっていきます。

歩く場合、隣のアベニューへは3分、隣のストリートへは1分、が目安です。

地図があれば、目的地がどこにあるかだけでなく、歩いて何分かかるかも見当をつけることもできます!

世界一周旅行中 蒼人さん旅行記 <ニューヨーク市内交通編>

2013年3月26日(火) 16:23

<ニューヨーク市内交通編>

ニューヨークでの交通機関は、地下鉄かバスです。マンハッタン島内では、地下鉄は殆ど南北、たまに斜めに走ります。バスは基本南北、たまに東西に走ります。


地下鉄について、
マンハッタンでは合流していても途中から分岐するので、違う番号が同じ路線を走っています。
1・2・3線、
A・C・E線、
B・D・F・M線
N・Q・R線
4・5・6線、以上5本が縦で、

J・Z線がブルックリン地区へ、
そして7線とS線がそれぞれ横を走ります。

ただ、路線によって通過する駅があります。例えば1・2・3線が合流している路線は、1線は各駅停車で2線と3線は快速運転です。

また、A・C・E線とB・D・F・M線の2本は途中から、A・CとB・Dの4路線、EとMの2路線にそれぞれ合流します。

…って、ややこしい!!

とりあえず、
何線かが同じ路線走るんだよー。
でも通過する路線もあるんだよー。
という2つがニューヨーク地下鉄の特徴です。

地下鉄の駅の行き先案内には、方面が書いていない場合がありますが、
北行きが「UP TOWN」、
南行きが「DOWN TOWN」
です。

バスについて、
たまに、終点まで行ってくれないのもありました。途中で降ろされ、「ここはどこだ?」と途方に暮れました。また、「誕生日記念で乗客全員無料」という太っ腹なバスにも出くわしました。誰の誕生日?



さて、切符はカードタイプの「メトロカード」です。一回一回チャージから差し引かれるタイプと乗り放題タイプがあります。乗り放題タイプは、どうやら7日間からだそうです。

差し引かれタイプでメトロカードを使う場合、一回で10ドル以上入金すると、なんと7%サービスでチャージされます!例えば、10ドルの入金で10.7ドル分のチャージです。

また、90分以内であれば、乗り換えが可能です!ただし、地下鉄の改札出て→地下鉄、は不可だそうです。

地下鉄の改札出て→バス
バス降りて→バス
バス降りて→地下鉄
の各乗り換えが可能です。



夜遅くになってしまったらタクシー、ニューヨーク名物イエローキャブを使いましょう。

世界一周旅行中 蒼人さん旅行記 <スマートフォン その3・電話をかけよう!>

2013年3月25日(月) 16:22

<スマートフォンでスマートな旅!?その3・電話をかけよう!>

Wi-Fiだけあれば、インターネット、メールの送受信ができ、旅の最中でも宿の予約や連絡を取り合うことが可能です。

しかし、Wi-Fiだけではできない大きなことが1つあります。電話です。スマート「フォン」なのに…!笑

電話ができないことはないのですが、僕が電話をためらっていたのは通話料の高さが理由でした。

国や携帯電話会社によってまちまちですが、1分で100円以上です。そして、電話を着信しただけでもお金がかかります!

出発前に国際テレホンカードを買いましたが、1000円のカードで約10分間通話可能のようです。

ちなみに僕が電話で話したかった用事としては、
・クレジットカードの上限額一時引き上げ申請(旅の途中で引き上げ期間が切れた)
・旅行保険を契約した保険会社へ病気やトラブルなどに関する電話(※無料、もしくは折り返し電話をかけてもらう)
・本当に重要な用事での親への電話
・泊まりたかった、ある宿の予約方法が「電話のみ」だった

などでした。


ここで活躍するのがSkypeやLINEなどの無料通話アプリです!今回僕はSkypeの方を使いました。他はメールやSNSのチャットのやりとりで何とかなりました。

ご存じの通り、Skypeどうしなら通話無料です。しかし、電話をかけたい先は大体が固定電話です。こんな時は予め月額プランを購入しなければいけないのですが、それでも普通に電話をかけるより安いです!

例えば、一ヶ月に同一国内の固定電話へ、合計60分間まで通話できるプランで130円、1分あたり2円ちょいです。どんな長くても一回の用事で5分ぐらいだと思いますので、これを買っておけばいざという時安心です。

Wi-Fiが接続できる場所なら違和感なく通話をすることができます。しかし、たまにWi-Fiが無い時があります。そんな時は、データローミングをしている他の旅人から借りました(笑)。

旅における通信事情については、僕より遥かに詳しい方が多いです。お金はかかっても、外国の通信会社の安いプランで接続していたりしていました。もちろん、用件をまとめて伝えてすぐに返しました。

世界一周旅行中 蒼人さん旅行記 <ユーラシア大陸最西端・ロカ岬を目指す>

2013年3月24日(日) 19:20

<ユーラシア大陸最西端・ロカ岬を目指す>

僕がポルトガルに行きたかったのは、ユーラシア大陸の西の端のロカ岬で、ある曲を聴いてみたかったからでした。

沢木耕太郎の『深夜特急』でもお馴染みです。

AQUI...
ONDE A TERRA SE ACABA
E O MAR COMECA...
(ここに地果て、海はじまる)

ユーラシア大陸で一番西となると、スケールの大きさを感じます。


そんなロカ岬へは、行き方が2ルートあります。

1、ロシオ駅から電車でシントラ駅、バスに乗り換えロカ岬へ

2、カイス・ド・ソドレ駅から電車でカスカイス駅、バスに乗り換えロカ岬へ

ちなみにバスは、シントラ〜ロカ岬経由〜カスカイスの往復です。

1のシントラ経由の利点は、
・シントラ観光ができること、
・リスボンの中心地ロシオ駅から出発できること、
があります。

2のカイス・ド・ソドレ駅はリスボンの市街地から少し離れた場所にあり、ロシオ駅に比べると行きづらいです。
シントラも見所があり、シントラ観光が終わってからロカ岬なんていう予定が組めます。


一方、2のカスカイス経由の利点は、
電車が全線海沿いを走ること、
周遊パスより値段が少し安いこと、
が挙げられます。

ロカ岬に行くには周遊パスがあり、ロカ岬までの電車とバスが乗り放題です。値段は12ユーロです。


2のカスカイス経由だと電車片道2.15ユーロ、バス片道3.25ユーロ
で、往復すると10.8ユーロになり、単純往復した方が安いです。ロカ岬だけに行きたい方にはカスカイス経由がおすすめです。

せっかくならシントラも観光したい方には周遊パスがおすすめです。周遊パスがあれば、ロシオ駅→(電車)→シントラ→(バス)→ロカ岬→(バス)→カスカイス→(電車)→カイス・ド・ソドレ駅の一周ルートも可能です。

ちなみに切符売場の人に「カボ・ダ・ロカ(Cabo da Roca/ロカ岬のこと)」「バス&レールパス」と言えば購入できました。

到着したロカ岬は、リスボン市内より風が強く、天気も曇りがちです。でも、大西洋に沈む夕日は綺麗です。バス停のある事務所には、最西端到達の証明書を購入できます。

世界一周旅行中 蒼人さん旅行記 <リスボン街歩き編>

2013年3月24日(日) 16:17

<リスボン街歩き編>

スペインと並んで、ポルトガルも財政難ということで、リスボンの治安が心配だったのですが、特に問題はありませんでした。

…あ、違いました。街の人や警察官が、倒れた男性を取り囲んで様子を見ている光景を一度目撃しました。でもそれくらいです。それが滅多に無いですかね。

リスボンを観光する際は大きく分けて、中心部と西側のベレン地区の2つになります。


まず中心部。

リスボン中心部を観光していると、なんやかんやでロシオ広場に着いてしまいます。交通の便が良く、「エレベーター」も近くにあり、シントラやロカ岬に行く列車が出発するロシオ駅もあるためです。

地形としては、ロシオ広場を谷底として、東西そして北側が高くなっています。南は河口です。そんなわけでリスボンは坂が多く、展望台が街に幾つかあるのが特徴です。

僕がおすすめする場所は、サン・ジョルジェ城からの眺めです。入場料が8ユーロかかりますが、ここからの景色は素晴らしかったです。

サン・ジョルジェ城から市電12番線もしくは28番線で河口方面へ下ると、カテドラル最寄りの「セ駅」、市庁舎近く、そしてロシオ広場へとつながります。



次は、西のベレン地区。

入り江の河口付近に面したこのエリアは、ジュロニモス修道院、発見のモニュメント、ベレンの塔があります。中でもジュロニモス修道院は世界遺産に登録されている教会です。

修道院と発見のモニュメントに共通している人物がいます。大航海時代の冒険家バスコ=ダ=ガマです。修道院には彼の棺があり、発見のモニュメントにはマゼランやフランシスコ・ザビエルらと共に描かれています。大航海時代にポルトガル出身の多くの冒険家たちによってポルトガルは名を馳せました。冒険する心…大切ですね!


ジュロニモス修道院を東に少し歩いた所あるお菓子屋さんでは、外はパイ生地でお皿を作ったエッグタルトが人気です。エッグタルトというと、なんだか濃厚で甘ったるそうなイメージをしてしまいますが、あっさりしていて何個でも食べられます。お値段は一個1ユーロとお手頃です。



市内交通編で少し書いた通り、リスボンのイメージは「のんびり」です。僕が行った2月初めでも気温が15度近くありました。ただ街を歩くだけでも面白かったです。