12/26 食品ロスって?

2019年12月26日(木) 17:00

今週は食品ロスについてご紹介します!
まず、食品ロスとは何か、皆さんご存知でしょうか?
規格外品や期限切れ、食べ残し、売れ残りなど
まだ食べられるのに廃棄される食品のことを食品ロスといいます。
日本の食品廃棄物等は年間2,759万t、
その中で本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間643万t。
これは世界全体の食料援助量約320万トンを超える数字です。
日本人の1人当たりの食品ロス量は1年で約51kgだといわれています。
これは私たち一人ひとりが毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量になるそう。
 
食品ロスは大きく2つに分けることが出来ます。
事業活動を伴って発生する食品ロスは「事業系食品ロス」
各家庭から発生する食品ロスは「家庭系食品ロス」と言います。
 
日本の食品ロス643万tのうち、約半分の291万tが家庭系食品ロス。
家庭から発生する食品ロスは、主に次の3つに分類されます。
 
1. 食卓にのぼった食品で、食べ切れずに廃棄されたもの
2. 賞味期限切れ等により、手つかずのまま廃棄されたもの
3. 厚くむき過ぎた野菜の皮など、過剰に除去されたもの
 
 
そこで、食品ロス削減のために今日からできることですが、
 
●買い物では
 ・出かける前に冷蔵庫の中身をチェック
 ・スーパーで買いすぎない
 ・すぐに使用するならば、消費期限や賞味期限の近いものを買う
 
●調理では
 ・消費期限や賞味期限が近い食材は、早めに使い切る
 ・料理の作りすぎを避ける
 ・食材を上手に使い切る
 
●外食・宴会では
 ・食べきれる量のメニューを選ぶ
 ・ハーフサイズや小盛メニューを利用する
 ・宴会開始の30分とお開きの10分前に自分の席で料理を楽しむ
 
などといったことを意識してしてはいかがでしょうか。
食品ロスを減らすためには、家庭で食品ロスが出ないようにするだけでなくて、
食べ物を買うお店、食べるお店でも食品ロスを減らすことが大切です。
ぜひみなさんも出来る事から始めてみましょう!
 

12/12 スタートしました!

2019年12月12日(木) 17:00

今週から始まりました
「にいがた3R推進宣言!〜考えよう 使い捨てプラスチックのこと、食品ロスのこと〜」
番組では、リスナーのみなさんと一緒に3Rについて学び
大切な新潟の未来について考えていきます。
また、3R推進に取り組む事業者の方々の紹介を中心に、資源循環型社会を目指す、
新潟県内の様々な取り組みについて紹介していきます。
 
さて、みなさんは「資源循環型社会」とはなにかご存知ですか?
廃棄物などの発生を抑制し、廃棄物のうち有益なものは資源として活用し、
適正な廃棄物の処理を行うことで、環境への負荷をできる限り減らす社会のことです。
この社会を実現するためには「3R(スリーアール)」への意識を高めることが大切です。
「3R」とは、「Reduce(リデュース)」「Reuse(リユース)」
「Recycle(リサイクル)」の3つの英語の頭文字を表した言葉です。
この3つのRに取り組むことで、ごみを限りなく少なくし、
限りある地球の資源を有効に繰り返し使う社会に変わっていきますよね。
ではこの3つのRについて、普段から出来る取組をご紹介していきます。
 
まずは「Reduce(リデュース)」ゴミを減らすこと。
例えば… ・必要ないものは買わない。
・マイバッグを持参して、レジ袋はもらわない。
・包装は簡単にしてもらう。
・物を大切に使う。 などです。
 
続いては「Reuse(リユース)」繰り返し使うこと。
例えば… ・詰め替えができる製品を選ぶ。
・いらなくなった物でもそれが必要な人に使ってもらう。
・お祭りやイベントの時の食器は、使い捨てでなく、リユース食器や
リユースカップを使う。 などです。
 
最後は「Recycle(リサイクル)」資源を再生利用すること。
例えば… ・古新聞や古紙を資源回収に出すなど、ごみを正しく分別する。
・リサイクルし易いものやリサイクル品を選んで使う。 などです。
 
「リサイクル」はよく聞く言葉ですが、
「リデュース」と「リユース」は聞きなじみがなかった!という方もいるのでは?
私たちが普段生活する中でどんなごみがあるか思い浮かべてみると…
製品の袋や箱、ペットボトルや食品を入れるレジ袋、調理くずや食べ残した生ごみ、
壊れた文房具や着なくなった服など・・・いっぱいありますよね。
それらのごみをいかに減らせるか。そのためにどんな行動を起こせば良いか。
ごみを減らすためには、必要ないものは買わない、もらわない「リデュース」と
使い捨てをしない、繰り返し使う「リユース」が大切になります。
 
3月末までの第二、第四木曜日は私と一緒に「ごみを減らす」ため、
何が出来るのかを学んでいきましょう!よろしくお願いします!