10月23日中越大震災から10年となりました

昨日は夜空にきれいに星も見えていましたね。

いつもより、どんな流星群より、きれいに見えたような気がします。
昨日聞いた「ジュピター」「負けないで」「アンパンマンのマーチ」
いつもと違う聴こえ方がしました。
10年前のあの日は土曜日でした。
午前中、特別番組の公開放送をし、午後からは会社で業務。
その後18時に向けて帰る支度をしていたところ、地震発生。
その日のニュース当番だった関根さんと一緒に机にしがみついた記憶があります。
その後は災害放送・・・。
ほしい情報が入らない。ほしい情報を届けられない。
いろんな想いとともに思い出されます。
あの日披露宴の最中だった方、あの日分娩室に入った方、
お休みでご自宅でごろんとしていた方、思い出したくない方・・・
あの日にはみんなぞれぞれのドラマがあります。
昨日いただいたメッセージ。
ここから何か感じて下さい。
「10月23日今朝はみんなであの日何してたって話題で盛り上がりました」
「あの日のことを忘れないために、あの日の夕食のメニューを食べてます。
 あれから10年間、毎年10月23日はこのメニューです」
「あの日、小さい娘が揺れるたびにキャッキャキャッキャ。どうしたものかと思った記憶が」
「アンパンマンが流れて子供が笑いました。
 その子供を見て、おばあちゃんも笑ってくれました」
「新潟を離れていたため、実家の母と連絡がとれたとき涙した」
普段エンターテイメントを届けている私たちは
いざという時、正しい情報をいち早くお届けすることが使命となります。

これからも気を引き締め、
これまでの経験と教訓とリスナーのみなさんとの絆を大切に
放送をしていければと思っています。
いつもだれかの情報を伝えるだけではダメだなと思い
今年、防災士の資格を取りました。
防災の知恵ももっているだけではなく、実践しなければ意味がありません。
みなさんの実践を後押しできるよう、放送を通して少しでも背中を押せたらと思います。
防災というと、堅苦しい感じがするんですが、
日常に取り入れることをすると、「災害時」というワードではなくなります。
普段から旅行をすると、ちゃちゃっと自分に必要な最低限の荷物を作ることが日常になります。
普段からキャンプをすると、火の起こし方、川の水の活用法、天気の先読み、、、いろいろなことができるようになるはずです。
そう!「防災ピクニック」と思って、あえて不便な旅をすることもおすすめですヨ。
次に来る災害を想定して、準備を忘れずにね★
10月23日特別番組~中越大震災から10年~でご一緒していただいた
中越防災推進機構・復興デザインセンター長の稲垣文彦さんと
番組終了後スタジオにて☆
そして「災害食」という考えを教えてくれた新潟大学農学部 藤村忍准教授。
非常食を日常食にしてください!ローリングストック法といいますが
常に食べなれておくことが、災害時に役立ちます!
そして、災害時でも「おいしい!」と思える食事をすることは
前へ進む活力になります。その「おいしい!」災害食には
多くの新潟の企業が開発に乗り出しています。新潟の経済もあわせて活性化!!