ブエノスアイレス 大統領府
ブエノスアイレス 観光
続いてはブエノスアイレスの中心、5月広場。
大統領府(カサ・ロサーダ)です。
カサ・ロサーダというのはピンクの家という意味。
その名の通り、ピンク色に塗られています。
なぜピンクなのか。
サルミント大統領が国のまとまりの象徴として、
当時の2大政党のイメージカラーである赤と白をあわせてピンクを選んだからだとか。
でも、当時は非常に塗料の種類が少なかったから、石灰と牛の獣脂、血を
混ぜて塗っていたんだそうです。
ただピンクでかわいい、というものではない、、、歴史は深いねぇ。
このビルの上のバルコニーから、アルゼンチンの労働者に崇拝されたエビータは
群衆に名演説をしました。
マドンナが演じた映画「エビータ」もここで実際に撮影されました。
事前に映画を見て行ったからこそ、なんだかじーんときます。
5月広場には大聖堂(カテドラル)も。
1827年に完成した建物で、ここにはアルゼンチン、ペルー、チリの3か国を
独立させた将軍の棺が安置されています。
お邪魔した当日、ちょうどミサが執り行われていました。
外の高温の熱気とは違い、
高い天井の空間に響く聖歌に癒されました。