世界遺産 ファティープル・シークリー

この日のお昼は中華。

中華料理はどの国に行ってもあるのがすごい。
そして、日本人にはちょっと嬉しいかも。

続いては、世界遺産 ファティープル・シークリー。
ムガル帝国第3代皇帝アクバルの幻の都です。
1571年にこの地に遷都したんですが
水不足と猛暑に悩まされ、14年で廃墟となりました。
その水と暑さの対策が至る所にあり、驚きました。
壁がなく、風通しがいい造り。
展望と涼、どちらも可能にする建造物。
広場の床には、チェスの盤面が描かれています。
なんと、女性を駒に見立てて、王が上から眺めながら遊ぶため。
そんな施設でもあります。
ここの建物のすごいところは
宗教の枠を超えて、融和をはかるために造られていること。
イスラーム様式のアーチやドームを多様せず
木造建築に見られるような木組みを石で表現し
ヒンドゥーや仏教の石窟寺院のように造りました。
宗教融和策、この時代から重要だったんですね。
一歩街へでれば、
このような建物と同じ技術をもつお店がずらり。
都市ではなく田舎の雰囲気は、街並みや行き交う人から感じます。
3人乗り、いけないんですけどね。。。
ヘルメットもかぶらなきゃなんですけどね。。。。
にこにこしながら、手を振ってくれました。