IMFORMATIONインフォメーション
2010年10月27日(水) 11:00
今回お邪魔したのは、胎内市宮川にある岡田友幸さんのさつまいも畑。
生憎の薄曇りのお天気にも関わらず、
JA中条町ヤングファーマー達も多く駆けつけて下さって賑やかな取材となりました!
ここ中条の土地は砂丘地ということもあり、さつまいもの栽培に適した土壌。
岡田さん宅でも自宅用として作ってこられたそうなんですが、
親戚やご近所に配っていたところ「スゴク美味しい!」と評判に。
ならば大きい面積でやっちゃおーじゃないか!ということで、
若きファーマー岡田さん、2年前からさつまいもメインで作り始めたんだそうです。
「紅あずま」と「紫芋」の2品種から始めた去年は、虫の被害に遭ったり、
今年から始めた「金時」は病気に遭って思ったような作高が難しそうだったり。
今まで小規模だったから遭わなかった苦労がたっくさん出てきたそうです。
でも、明るいんだよなー!
笑顔で「いや〜、参っちゃいました」って言える岡田さん、スゴイっ!
「2年目なんで、これからです!」って胸張って。カッコイイ!
現在28歳の岡田さん。若いからこそ大規模に!と踏み切った勢いを感じます。
応援に駆けつけてくれた仲間達も恥ずかしがりながらも番組に参加してくださって
岡田さんの話す姿を温かく見守って元気付けてくれている。
やっぱ、仲間っていいよね。しみじみ思いました。
で、収穫のお手伝い。紅あずまに挑戦です。
さつまいもの収穫って、子供の頃にやって以来。おぼろげな記憶がある程度。
さっそく岡田さんにレクチャーを受けて、いざ!
茎の根元をグッと持ち、グイッと引き上げる。
たったこれだけの作業なのに、土に根を張る作物だからこその粘り強さ!
なかなか引き抜けない!そうだった。子供の頃、尻餅ついたっけ・・・!
急に軽くなってグイッ引き抜いたら大きなさつまいもが何個もついてる!
で、抜いた後の土を掘ると、出るわ出るわ、あっという間に10本ものさつまいも☆
宝探しゲームみたいで、スッゲー楽しい♪これ、子供達、喜ぶわ〜!
昔、子供だったモトキ、おおはしゃぎで次から次へと掘っていきます。
美味しいさつまいもの見分け方は、何と言っても「皮色の良さ」。
紅あずまならば、「紅」と付いているように、赤紫色の皮色が濃いものを。
艶も良ければ尚良し!スーパーなどで見かけたら参考にしてみてください。
食物繊維も豊富、離乳食にも使われるくらい栄養も豊富。
季節を感じつつ体にもいいなんて最高!
今日の試食メニューはなんだろっか。。。
ということで試食タイムでは、なんと2種類のお料理をご用意してくださってました!
「紅あずま」と「紫芋」の蒸かし芋&スイートポテト!
早速、蒸かし芋からいただいてみますと。。。
「紅あずま」はホクホクとした食感。「紫芋」はしっとり食感。
さつまいもってこんなに違う食感があるんだ!ちょっとびっくり☆
特に紫芋は初めて食べたので、そのしっとり具合は衝撃。
両方とも、素材の甘さがぐわーーーーっと口の中に拡がって、
本当にウマイっ!蒸かしただけの芋がこんなにうまいとは。
そして、スイートポテト!まじで僕の一番好きなスイーツ♪
こちらは、岡田さんの奥様のお手製でございます。
スイートポテトにしても2種の食感は変わらず、しかしながら最高にウマイ!
この芋、すっげうんめんですけど。。。
食レポなのに「うんめ、うんめ!」しか言葉が出ないっ
若きファーマー軍団も然り。みんな笑顔で「うんめ!」連発してましたわ♪
ここで、岡田家特製・スイートポテトの作り方!
目分量で作られているそうなので、味見をしながら作ってみてくださいね!
1・蒸かしたてのさつまいもを潰す。
2・砂糖とバター、牛乳を少々加えて混ぜる。
3・形を整えて、表面に卵の黄身を塗る。
4・焼き色がうっすらとつくまでトースターなどで焼く。
5・仕上げにゴマを振って、できあがりー♪
※さつまいもは蒸かすのが一番!甘みも増し、茹でるより栄養分も逃げない。
そして、水っぽくならないのでそのままの旨みが味わえます。
※砂糖の分量は、さつまいもの甘さを確かめてから調整しながら加えましょう。
まーっ!本当にうんめかったんさ!
是非是非、ご家庭でもお試しくださいませっ。
さあ、今回でラストジャーニーとなったうんめねっかNIIGATA 2nd season。
県内の「旬」の味を求めて早3ヶ月あまり。
8月の酷暑ともいうべき、あっちぇーーーーー日。
JA魚沼みなみ特産の八色すいかの旅から始まった今シーズン。
この猛暑がもたらした影響は今もって計り知れないと思います。
雨量、日照、気温など全てが作物を作る上で重要なんだということ
身に沁みて感じました。
天気がいいからうんめもんが採れる、ってわけじゃねんよ!
朝晩の温度差が作物の「旨さ」「熟期」に繋がるってこと、
今シーズンは様々な地で伺いました。
まさに、自然と天災と闘うファーマーという職業。
それに対して誇りをもって、自信を持って、うんめもんを作り続けるという心意気。
若いからこそ出来ること。若いだけじゃ出来ないこと。
切磋琢磨を続けるヤングファーマーを、応援していきましょうよっ!ね!!!
僕ら消費者が応援できる、一番の近道は、
まずは「県産食材を味わおう!購入しよう!」ってこと。
安全で、安心。そして、旨い!
この3拍子が揃った県産品に勝るものはありません。
ぜひ、新潟ならではのウマサを味わってくださいね。
そして、リスナーの皆さんから頂いた沢山の応援メッセージ、
ファーマーたちに届いています!本当にありがとうございました!
あっという間の2nd season。
お世話になったJA YOUTHの若きファーマー全員に感謝です!
全てが思い出深い、最高の旅でした。
肥ゆる秋。
僕も県産品を食べて食べて食べまくって、
新潟の農業界を僕なりに盛り上げて参ります!
皆さん、本当にありがとうございました!!
次シーズンもお会いできること、楽しみにしておりますっ
2010年10月20日(水) 11:32
今回お邪魔したのは、新潟市西区稲島(とうじま)にある
岡崎 耕一さんの柿園!今日はおけさ柿の取材に参りました。
当日は、岡崎さんのお仲間が勢ぞろい!
巻支部の部長・大谷さん(柿のプロ!)
農政部長の鈴木さん(西瓜農家・サンダルで柿園に登場!笑)
そして、事務局の鳥脚さん(クールなナイスガイ!)
番組を聞いた方ならわかると思いますが、何とも賑やか!
楽しいひとときでしたわっ
で、岡崎さんの柿園は角田山の麓にあるんですが、まーーーーーーっ広いっ!!!
見渡す限り柿、柿、柿!
でもなぜ新潟市で「おけさ柿」???
やはり「おけさ柿」は佐渡島の羽茂のおけさ柿が本流。
その「おけさ柿」を新潟県産として日本全国に広めよう!ということで
ここ巻地区の皆さんも立ち上がった!
ここは山の麓。開拓から始めなければならない。
松や竹などの林をならすまでにかなり大変な労力を使われたそうです。
そして、むか〜し昔、角田山のふもとを治めていた王様「越の王(こしのおう)」から
名前を取って、巻地区で出荷されるおけさ柿全般に「腰王おけさ柿」という
ブランド名が付けられたのだとか!なんとも強そうなネーミング!
で、今年のおけさ柿。
猛暑の影響もなんのその!味は上々!獲れ高も例年並みの予想!
いや〜、良かった良かった!
今年の取材では「猛暑の影響で・・・」という言葉を聞くことが多かったので
僕もちょっと心配しておりましたが、柿園にお邪魔して吹き飛びました。
見渡す限りの鈴なりの柿。さっそく収穫のお手伝いをしましょうっ
柿は、優しく手で包むように持ち、柿専用のハサミでヘタのギリギリの部分でカット。
(柿専用はさみは先が90度ぐらい反っているんです!ヘタにそいやすいようにね!)
ちょっとでも軸が残っていると、コンテナに並べて出荷する際に、
その軸で実が傷ついてしまう。細心の注意が必要なのです。
僕も一つ、手に取り「シャキンッ!」
おお!以外に手ごたえあり!そしてカゴにINN!
面白くなってきたーーーーー!
大谷さん、鈴木さん、鳥脚さんも収穫に参加。
おのおの岡崎さんにレクチャーを受けつつ、収穫が進みます。
天気も良く、青空も広がり、トンボも悠々と飛んでいて。ああ、最高♪
でも、肩にくいこむ収穫カゴ、慣れない鋏さばき。
3個ほど収穫した段階で、疲労が出てきた僕。
最盛期には、1日に10,000個(!)も収穫するっていうんだから、これまた驚き。
全て手作業ですから、肩も腰も、足も(高低差がある場所ですから!)辛いそう。
心して食さなければいけないっ!
待ちきれず試食タ〜イム突入☆
さすが柿園のあんにゃ!柿の皮むきのうまいこと!
あっという間に1個剥き終え、カットしてくださった。
でも、皆がクスクス笑ってる?!え?なにー?!
「まずは、渋柿を食べてみてください」と岡崎さん。
はぁ?! 聞いてないぞーーーーーーっ!!!!!
仕方ない、一口。「!ж☆дШё★★!!!」言葉にならない。。。
渋いわ痺れるわ最悪じゃないですかっ岡崎さん!
「ここらで獲れる柿は全て渋柿ですから!」へ?!そーなの?!
柿のプロ・大谷さん曰く、
「収穫された柿は選果場に運ばれ、そこで二酸化炭素のガスを注入し、
柿自体が呼吸できないようにして渋を抜く。そして、各市場へ出荷するんです。」
知らなかった。。。獲れたてが一番と思っていただけに驚き満載★
そして、ご家庭でも万が一、渋柿に当たっちゃった時は、
焼酎をヘタにちょこっと付けて、ポリ袋に入れて口を閉じ、
日の当たる縁側のようなところで1日。
すると、どういうことでしょうか〜!渋が抜けるそうですっ!
そして、渋柿の後の甘〜い柿を食べたときの幸せ感と言ったら!
最高、まーじーでー最高!本当にうんめんだわっ!まさに「王様」です。
ここ巻支部では、柿の加工品「柿の舞」も販売していて、
なんとこれが「柿のフリーズドライ」。
一つの柿を1cm位の厚さに切ったものを17時間ほど乾燥。3mmほどの厚さになります。
一袋で3〜4個の柿を使うそうなんですが、こちらも試食させて頂きまして。
んま〜、甘い!しっとり!食物繊維も豊富、もちろん無添加!
女性の皆さんにもオススメですよ〜!
あとこれね、お酒のツマミにも最高!僕は日本酒が合うと思う。
滋味溢れるウマサでした。
そして、岡崎家の定番「柿サラダ」!お母さんお手製、まさにおふくろの味も
たんまり頂きまして。。。いや〜、ウマイっ!!
鳥脚さん、柿サラダを一口。
「うんめねっかぁっ!」と突然の雄叫びに一同驚愕!
クールな彼のスイッチが入る程のうまさだったわけです。
ここで、岡崎家の母の味「柿サラダ」レシピをご紹介!
材料・・・越王おけさ柿、きゅうり、カニカマ、マヨネーズ、白コショウ
柿は食べやすい大きさにカット、きゅうりは輪切りにして軽く塩もみし、
そして、カニカマは適宜割いて、一堂をマヨネーズで和えます。
仕上げにコショウをパラリ、で出来上がり〜♪
この食材で和えるのが一番美味しいんだそう。
柿の甘みとカニカマの塩気、そしてきゅうりの歯ごたえが抜群のバランス。
かなりのウマサに衝撃を受けた「柿サラダ」。是非、お試しアレ!
冗談を言いながらも、日本の農業を背負って立つ若き情熱が溢れていて。
笑い声が角田山に響き渡っていた、そんな取材。楽しかったなぁ〜!
岡崎さんのご両親にも温かく迎えていただき本当にありがとうございました!
越王おけさ柿やフリーズドライの「柿の舞」は、
JA越後中央の峰岡支店にある直売所「越王の里」でもお買い求め頂けます。
柿の可愛いキャラクターが目印!是非、行ってみてください。
JA越後中央自慢の農産物もたっくさん販売しているそうです。
さあ、来週は。
実は最終回!!!
あっちぇえ夏から始まり早3ヶ月あまり。
なんだか寂しいけどもそうも言ってらんない!
ラストジャーニーを飾る食材は、JA中条町の特産・さつまいも!
最後も秋の味覚で締めくくりますよー!
どうぞお楽しみに!
2010年10月13日(水) 12:30
今回お邪魔したのは、上越市頚城区北四ツ屋にある、西條(にしじょう)裕之さんの大豆畑。
取材当日は、前日から続く雨模様。。。果たして収穫のお手伝いが出来るのでしょうか?!
ま、JA長岡の枝豆の回では台風一過の中、何とか収穫出来たし、
枝豆と大豆は同じだから、きっと収穫もできるはず!
しかも、今日から大豆の収穫スタートするって聞いてたし!
そして、お邪魔して早速一言。
西條さん「今日は収穫できませんっ!絶対出来ない!!」
え?!マジでー!!!てか、何故に?!僕、濡れても頑張れますよっ
理由は2つありました。
一つ目。
大豆の収穫には、専用のコンバインを使用します。
莢が濡れていると、刈り取る際に中の豆と濡れた莢がこすれて豆に汚れや傷が付く。
→よって商品価値が無くなってしまう。
二つ目。
莢が濡れる=(中の)豆に水分が溜まる→柔らかく潰れやすい。
(けっこう簡単にグチャッと潰れてしまうんだそうです!)
→よって商品価値が無くなってしまう。
なので、収穫する時間も他の作物と違います。
昼の11時〜夕方の4時か5時頃まで。
というもの、大豆の”乾燥具合”と関係するから。
この時期は「雨」然り、「朝露」も降ります。
その水分がちゃ〜んと蒸発するまでは収穫しない!ということなんです。
だから、太陽が燦燦と輝いている時間帯がベスト!勉強になるわ〜っ!!!
また、西條さんのお話が抜群にうまくて、学校の先生みたいなんて!
とにかく分かりやすい説明。うんうん、へ〜!って素直に耳に入ってくる饒舌ぶり。
すごいなぁと思っていたら・・・・・やっぱり!
なんと、地元の南川小学校の3年生に大豆作りの指導を、そして、
5年生に田んぼ(稲)の指導を15年以上、やられているそうなんです!!!
やっぱねー!上手すぎるもん!
ただの大豆ファーマーじゃないと思ってましたわ(笑!)
しかも、取材当日は、ちょうどその小学校の大豆収穫&稲のはざ架け日の予定でした。
なので僕らもそこに参加させてもらえるかも知れなかったんですが、生憎のNG★
日頃の行いが悪いのは誰なんでしょうかっ!
く〜っ!子供たちとも収穫したかったな。。。
頚城の大豆は、減反政策がきっかけで栽培が始められたもの。
ただ、この地域は、焼き物の陶器に使われる粘度の強い土。
畑の作物には、サラサラと柔らかい、ふんわりした土じゃないと大変だって
この番組を通して知ったから、その言葉を聞いてびっくり!粘土って。。。
しかも雑草が生えると、その土のお陰で手ごわい。もの凄い根の張り方をするそう。
土の改良+雑草駆除で、思い通りの圃場になるまで10年もかかったそうです。
10年ですよ?!皆さん!
計り知れない苦労話を笑って「こんなでしたわ〜!」って話す西條さん。
本当に、本当に頭が下がります。
大豆専用コンバインにも乗せてもらえたし、今まで知らなかった大豆のこと
たっくさん教えて貰えて、収穫したような気分に。
この流れ、皆さんもお気づきでしょう。はい。そうです。
大豆のお料理&加工品、美味しく頂きましたーーーーーっ♪
まずは、西條家おふくろの味「煮豆」!
豆はもちろん西條さんの畑でとれた品種”エンレイ”。
大豆と言えば北海道、という通説を覆す自信のウマさだ!と西條さんおっしゃいます。
さっそく一口!・・・・・うわ〜っ ふっくら柔らか〜い♪ うんめぇ〜〜〜
口の中で、大豆の甘みが拡がり、しかも、しっとりとした舌触り!
煮豆でこんなにしっとりとしたの、初めて食べたー!驚き!ウマイ!
この「しっとり感」もエンレイの特徴らしい。大豆って、うまいんだなぁ。
そして、大豆と言えば、色んな加工品が思い浮かぶよね。
醤油、豆腐、味噌、きな粉、豆乳などなど。
その中から、豆腐を味合わせていただきました。
絹ごしと木綿の2種。僕が七つ調味料の醤油をかけようとしたら、
JAえちご上越頚城地区事務局担当の佐藤さん、突然『ああっ!!』と大声を!
「まずは、素材そのままの味と絹と木綿の舌触りの違いを・・・っ!」
そ、そうですよね。すみませんっ
絹ごしはとことんなめらか、木綿は口の中でほぐれる感覚。
絹ごしと木綿の違いの舌触りの違いは皆さんも分かると思うんだけど、
何といっても豆の甘みがハンパないんさ!
これは食べてみないと分からないところなんだけど、ほんとに甘い。
んで、醤油もタラリ。。。はい!ウマさ2倍増しっ!
豆腐が甘いから醤油のキリッとした味とハマルんだな、これが。
いや〜。うんめぇ豆腐!最高!
そして、JAえちご上越で加工・販売されているという豆商品「いりまめ」。
味は、塩味やピリ辛味などあって、その名の通り「炒った豆」。
また、コレが旨いんだわっ!ぽりぽりぽりぽり、手が止まらない。
ビールのお供に最高な逸品、見つけちゃいました。美味しかったな〜!
まじで、頚城の大豆、最高にうんめかった。
この甘み、皆さんにも、ぜひ、体感して欲しい!プレゼント、期待してね!
そして、何と言っても、頚城の人はあったかい。
収穫のお手伝いが出来なかったにも関わらず、
こんなにも温かなもてなしをしてくださって心から感謝です。
西條先生、そう呼ばせてくださいっ!
悪天候の中、本当にありがとうございました!
収穫最盛期を迎えられていると思います。頑張ってくださいね!
当日の模様は、HP左上の「うんめねっか取材PHOTO」を是非ご覧あれ。
素晴らしい景色、うんめぇもん、たっくさんのってます!
2010年10月6日(水) 11:30
さあ、本日はスペシャル版です!
われわれ、うんめねっかNIIGATA、
今週末開催の「フルーツ&スイーツフェア」の参戦決定いたしまして
”うんめねっかオリジナルスイーツ”を開発しておりました。
で、完成試食会を開催!ということで、フェア会場でもある、
新潟ふるさと村にお邪魔して、JA YOUTHの新保委員長、青木副委員長、
そして、開発してくださったふるさと村料理長の大澤さんも同席のもと
大の大人が頭突き合わせて真剣に、栄えあるひと品、逸品を選んだわけです。
JA YOUTHから、使用する食材を6つ提案し、
大澤料理長に開発のお手伝いをお願いしておりました。
柿、枝豆、アスパラ、いちじく、米粉、梨 の6種類。
その中から、大澤料理長が選んだ食材は「枝豆」!
新潟県で採れる、最後に出荷される枝豆”さかな豆”を使った
まさに今が旬の食材をピックアップして、2品、試作してくださいました。
まず、一品目。
”ブランマンジェ 〜ずんだ(枝豆餡)添え〜”洋風です。
そして、二品目。
”ほうじ茶(番茶)風味のくず餅 〜ずんだ添え〜”和風です。
見た目では、新保委員長、青木委員長ともに”ブランマンジェ”に軍配。
おっしゃれ〜♪な外観は女子のハートを掴みそうです。
僕もブランマンジェ派!
でも、くず餅+ずんだ、そして黒蜜ときな粉がかけられた
見た目にインパクト大のくず餅も気になります。。。
論より証拠!さっそく試食!!!
ファーストインプレッションでみなの心を掴んだ”ブランマンジェ”から参ります。
さあ、皆さんの反応は?!
「・・・!!! うまい!」
新保委員長、青木副委員長、とたんにお顔がパッと華やぎました。
コレはうまい、うまいと連呼。僕も早速口に運ぶと
「おお!甘くて美味しい〜♪」
ブランマンジェの甘さを凌駕する、ずんだ餡の後引く枝豆の風味と素材の甘さ。
滑らかなブランマンジェとツブツブのずんだ餡のコラボレーションも楽しい。
コレはイケル!料理長、スゴイっ!!
大澤料理長曰く
「ブランマンジェの方が量産しやすいので、実はこっちを選んで欲しい(笑)
くず餅は手間がかかる!練るのに30分、作り置きができないんです。」
ふむふむ。心に留めておきましょう。
そして”くず餅”の試食!
なんと、新保委員長、和菓子が苦手だそう(!)
意を決して挑みます。さあ、感想や、いかに!!
「んん! イケる!うまいっ!上品な甘さ」
青木副委員長
「つるっと口に入ってお年寄りは喜ぶね!」
よっしゃ、僕も早速。
「おおおお?! うまい。。。」
ほうじ茶の香り豊かな、プルンプルンのくず餅と甘いずんだ餡。
黒蜜ときな粉と合わせて食した、この衝撃ったらっ
ヤバイ。ウマスギル。。。
参りました。
本当に参りました。
二品とも完成度が高すぎるのです。
大澤料理長!なんでこんなにうんめの、作ったんですか!
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。
われわれ、非常に悩みました。
会場には老若男女、様々な方がいらっしゃいます。
そして、多種多様なスイーツが販売されてる。
とにかくこの二品を食べて食べて、食べまくって激論を交わし。
多数決を取るに至り、4人で自分が「コレ!」と思う方を指差したところ
洋風代表\"ブランマンジェ\" モトキ&大澤料理長
和風代表”くず餅” 新保委員長&青木副委員長
出ました!まさかの2対2。
でも、僕は長いものに巻かれる、いや、巻かれたいタイプなので
両幹部が決定した”くず餅”に決定☆☆☆←三ツ星です!
大澤料理長、手間かけますが宜しくお願いします!
<新保委員長の総評>
・たくさん色んなものを食べた後でも、スルッと入る味わいと食感。
・さっぱりとしていて、上品な甘さ。自分でも何個でも食べられる。
・カロリーが低く、とってもヘルシー♪女性に喜ばれそう。
<青木副委員長の総評>
・くず餅の食感と粗めのずんだ餡との食感の違いが楽しい。
・黒蜜ときな粉がいい立役者!
・何個でも食べたくなる後引くうまさ!
<大澤料理長のお言葉>
「頑張ります!」
いや〜、やっと決まったスイーツ。ネーミングと価格も考えましょう!
ここでまた論戦勃発!
くず餅の「ぷるぷる感」。枝豆餡「ずんだ」。
この2つをどーにか組み合わせられないか?!
「ずんだのくず野郎」「くず原ずん太」「ぷるぷるぷる〜ん」
・・・どーにも使えないものばかり浮かびます。
新保委員長の「ちゃん、を付けて子供も呼びやすく可愛い感じにしたら?」
という一言で、「プルプルずんだちゃん!コレがいいでしょう!」
大澤料理長にも一声言っていただきました。
「プルプルずんだちゃん、一丁入りました〜!」
いいね、いいね!!!やんややんやの大熱狂!
おっと、価格。これ、大事ですよね。。。
大澤料理長が考えていた価格は「250円〜300円の間」とのこと。
お!ワンコインで2つ買える「250円」がベストでしょうっ!
ということで価格はあっさり決定。
うんめねっかオリジナルスイーツは、
”プルプルずんだちゃん 250円”に大決定〜☆
安堵感に包まれていた我々の元に、清らかなアノ方のお声が!
「モトキく〜ん、私のホームグラウンドのふるさと村で何やってんのぉ?!」
!!!!!関根さんじゃないですかっ!!!!!
視察に来たんだなっ!
よっしゃ、俺負けねぇよ!俺らのスイーツ、最高の出来!
敵に塩を贈るべく、試食させてあげました。”プルプルずんだちゃん”。
ふふふ。関根さん、焦ってます!あまりの旨さに焦ってます!!
おいしい、おいしい、言うてます♪
今週末のふるさと村では
She\'sスイーツとうんめねっかスイーツの対決が繰り広げられることでしょう。
甘い世界ではありませんっ!真剣勝負ですっ!
お互いの士気も高まりすぎて、関根さん、われわれの番組でおなじみ
「うんめねっかコール」にも加わってしまいました。
いや〜!今回の取材は大変だったけど、こういうのも楽しいわぁ!
自慢の食材がこういう”スイーツ”という形で表現されることを
心から喜んでいた両幹部の笑顔が忘れられません。
しかも、稲刈り中という、ものすごく忙しい最中に参加してくださったのです。
新保委員長、そして、青木副委員長、ありがとうございました。
そして、大澤料理長!
驚きのスイーツを開発してくださって本当にありがとうございました!
売り切れごめん!になるくらい、僕ら、売りまくりますっ!
ぜひぜひ、皆さんも足を運んで、われわれの自慢の逸品を食べてみて!
ほんっとーーーーーーに、うんめんて!
旬の、今だけのスイーツ”プルプルずんだちゃん”
たくさんの方に味わって欲しいです。
そして、うんめねっかNIIGATA=JA YOUTHのブースでは、
JA YOUTHの盟友たちが丹精こめて作った新鮮野菜や加工品の直売もあり!
青木副委員長が所属するJAささかみでもスイーツを開発したんだって!
そちらも販売するそうです。気になるわぁ。
で、甘いスイーツの後には、しょっぱいもん、欲しくなるでしょ?
そこは、われわれうんめねっかにお任せ!
昨年のうんめねっかNIIGATA大収穫祭でも大好評だった
”うんめねっか汁”、こちらも販売!一杯300円でーす。
越後もち豚のつくね、椎茸、人参、大根、こんにゃく、白菜、蓮根、
ごぼう、しょうが、そして、味噌に至るまで全てが県産品の極上汁!
これもさ、実は試食させてもらったんだけども、
んま〜、素晴らしくウマイ!!!最高☆
今週末、9日〜11日の3連休の3日間は、
ぜひ、ふるさと村で開催の「フルーツ&スイーツフェア」にご来場ください。
僕は、9日(土)と11日(月・祝)の2日間お邪魔します。
見かけたら声かけてねぇ!皆さんのお越し、お待ちしておりますよっ
あ〜!楽しみだっ!!!
HP左上の「うんめねっか取材PHOTO」では試食会の模様、
そして、一足早く、皆さんに完成商品をお見せしちゃってマス♪
ぜひご覧下さいね!
さあ、来週のモトキの食材探しの旅は通常版に戻りますよ〜!
JAえちご上越頚城地区の特産「大豆」をピックアップ。
大豆の収穫って初めてらっけ、楽しみなんだよね〜♪
しかも大豆の加工品を試食させていただけると聞いてるから
何を用意してくださってるんだろう。。。醤油?!
ということで、来週もお楽しみに〜!!!
2010年9月29日(水) 11:30
海を渡ってきただっちゃっ!!!
果実王国・佐渡に再上陸でございますっ!(昨年はりんごの取材でお邪魔したのです。)
今回お邪魔したのは、佐渡市小木にある堀口 一茂さんのいちじく畑。
海を臨みつつ山の中に車を走らせ、到着したのはビニールハウス!
え?いちじくってビニールハウスで育てられてるの?!
実家の庭のいちじくはほったらかしなんだけど(笑)
堀口さんが栽培しているいちじくは、
フランスやトルコが原産の「ビオレ・ソリエス」という品種。
熟した実は、とろけるように甘く(糖度が18度もあるんです!)
なのに、すっきりとしたあと味。
「幻の黒いちじく」と近頃話題になっている、アノ高級品種でございます。
何故、ビニールハウスかというと、
「雨よけ」と「管理のし易さ」そして「外敵防止」。でた!外敵!
こちらでは\"テン\"がやってくるそうで、
ビニールハウスの周りには電流が流れておりました!
・・・けっこうビリッときます。
今から10年ほど前に「本当に美味しいいちじくを作ろう!」と
堀口さんを含む有志5名で始めたビオレ・ソリエスの栽培。
実は、佐渡では「桝井ドーフィン」という品種のいちじくも作られていますが
それを超える旨さを求めたところ出合ったのがビオレ・ソリエスなんですって!
日本では、その5名が初めて栽培→出荷(販売)したパイオニア!
そして、現在では12名にまで栽培される方が増え、出荷も安定してきたそう。
今では他県でも少しづつ作られ始めましたが、
やはり、佐渡産のビオレ・ソリエスの旨さには敵わない。
佐渡の土地が旨さを作っているという証拠でもあるよね。
う〜ん。そんなすっげーいちじくがあったなんて・・・!知らんかった!
新潟では島内販売がメイン。残念ながらなかなか市場に出回らないのですが、
首都圏(東京、大阪、九州)の店舗やレストランなどに卸されているそうです。
その色も形も、普段目にしているいちじくとは大違い!
まず、黒に近い濃い紫色してて、丸くてちょっと潰れてて
まるでドラクエのスライムみたいな形。
「黒いちじく」と通称されるのも頷けます。
で、収穫はというと。 手でもぐ! 以上!!
但し、やはりコツがいります。
出来るだけ実がついてる枝に近いところで、ねじらず横に倒すように「ポキっ」と。
そうすると樹液が出にくく、形も美しく収穫できます。
2度目のチャレンジで堀口さんからOKをもらった僕がもいだビオレ・ソリエス。
重みがあって、艶があって。
しかも、もぎとった途端に甘〜い香りが漂ったのにはびっくり!
さっきから、堀口さんが「本当に美味しいんです」と
耳元で囁くもんで、僕のリミッター、破裂寸前! 早く食べたーーーーいっ
もげばもぐほど、欲求が溜まって困るぐらい、ホントにいい香りにヤラレマシタ★
出荷場に移動して、ようやく「ビオレ・ソリエス」の試食!
JA佐渡の竪野さんもご一緒に試食タイムに加わって頂きました。
やっと食べられるっ! 興奮MAX!
で、紫色の皮を剥くと・・・あらららら〜!真っ白!!!
「ガブッ」と齧り付くのが一番美味しいという堀口さんの言葉を受けて
ガブリと一口。
!!!甘ーーーーーーーーーーーーーいっ!!! うんめぇっ
ナンダ コノ ウマサ ハ。。。。。
こんなに甘くて舌触りもなめらかないちじくは食べたことがありません。
竪野さん、実はいちじくが苦手(マジなんです!)で、最初勧めたときも
ちょっと躊躇されてたんですが、僕が食べたのを見たら手を伸ばし、
そして、一口!
「あ。 コレは食べられる。美味しい!!!」
いちじく嫌いの方も、二口三口と食べ勧められるなんて!
このエピソードだけでもビオレ・ソリエスの旨さ、伝わりませんか?
しかも、今回、七つ調味料の中で、
たぶん出動することはないだろうと誰もが思っていた\"レモン汁\"。
ビオレ・ソリエスにかけてみたらこれがまた合うんだわっ!!!
衝撃のウマサになったんて!
堀口さんは「レモン汁かけたほうが美味しい!オススメ」って
ご自身も驚いてらっしゃったし、
甘さと酸味が合さって最高のウマサが生まれちゃいました。
これ、リスナーの皆さんも試してみて欲しい!
甘〜いいちじくにはレモン汁! 是非、お試し下さい。
佐渡は、リンゴや梨、ぶどうなどなど、まさに果実王国!
ビオレ・ソリエスは10月いっぱいまでが旬だそうですが、
他の果物は11月、12月ぐらいまで収穫できるんだとか!
しかも、酪農も盛んな佐渡。
乳製品も佐渡ブランドものがたっくさん出ているって知ってた?!
そして、佐渡産コシヒカリの旨さも折り紙つき☆
とにかく、島内がうまいもんで溢れています。
すごいです、佐渡。まさに\"うんめねっか!\"な充実の旅でございました。
堀口さん、竪野さん、本当にありがとうございました!
佐渡産品に自信と誇りを持って携わってらっしゃるお2人の言葉に「じ〜ん」。
そして、あったか〜い心からのもてなしに大感謝です!!
今度は、もっとゆっくりと佐渡の旨さを味わいたい、味わい尽くしたいっ!
強く思うモトキなのでした。
当日の模様は、HP左上の「うんめねっか取材PHOTO」をCHECK!!!
楽しかった佐渡取材の模様がた〜っぷり♪
まーじーで!最高のいちじくでした!
さあ、来週はスペシャル版、というのも。。。
なんと!うんめねっかNIIGATA、『フルーツ&スイーツフェア』参戦決定!
JA YOUTH自慢の県産野菜の直売ブースあり!
県産品で作られた極上の「うんめねっか汁」販売あり!
そして!「うんめねっかオリジナルスイーツ」販売も決定!!
だってさー、「ベジタブル」と「フルーツ」って聞いたら
新潟のうんめもん知ってる我々が黙っていらんないっしょっ!
ということで、来週は
「うんめねっかオリジナルスイーツ」の完成試食会の模様をお届け。
JA YOUTH幹部の方々とご一緒に、栄えある逸品・一品を選びます!
こちらの様子を伺いに、アノ方も来るとか、来ないとか???
白熱の試食会の模様をお楽しみに!!