IMFORMATIONインフォメーション
2014年9月24日(水) 10:30
1か月程前の8/23(土)。
阿賀野市笹神地区横山集落で開催された「どろんこ運動会」。
会場の田んぼは、この地域の農家さんの善意で運動会の為に稲を植えておらず、
手作業で除草された透き通る水の張られている田んぼです。
この運動会は、JAささかみ青壮年部が主催で30年程前から
毎年行われている”サマーキャンプ”のプログラムの一つ。
パルシステム(生協)の首都圏会員さんとのふれあいを軸に、
”この素晴らしい自然の中で育まれた農作物が食卓へ”という事を
遊びながら感じてもらう、夏休み期間中の週末にファミリーを対象に
開催されているものです。
どろんこ運動会の後には、五頭山麓の川へ向かい、川遊びと魚採り。
夜はキャンプファイヤーと、夏だから楽しめるイベント盛りだくさん!
そのプログラムの中でも絶大な人気を誇るこのどろんこ運動会。
この番組が始まった当初から、JAささかみのこの活動に注目していた我々、
この度、初参加させて頂く事になったのです♪
運動会は午前9時からスタート。
テントを張ったり、手づくりのシャワースペースを作ったり、
大きな大きなタンクに水を張ったプール(泥落としの為)を設営したりと
青壮年部の皆さん、準備で忙しい中、部長の遠藤さんと青年部員の折笠さん、
そして、ささかみの重鎮・青木さんとJAささかみの高山さんらに
色々なお話を伺いつつ、泥んこスポーツマンシップにのっとり、
精一杯、どろんこになって参りました(笑)!
参加者は、マイクロバスで会場入りして来たのですが、
東京No.といわきNo.も!
福島のパルシステムの会員さんもいらっしゃってました。
震災後、福島の子ども達は自由に外で遊ぶ事が出来ないということで
JAささかみでは、復興支援の一環としてその後ずーっと招待しているんです。
素晴らしい事ですよね!
バスを降りてくる子どもたちの顔がイキイキとキラキラと輝いています!
しかも、普段入ったら怒られる田んぼの中で、思いっきり遊べるんですから!
こんなに楽しい事ってないです。
およそ100名の参加者は、赤・黄色・水色・緑の4チームに分かれ、
もときは青壮年部チーム、はるかりは黄色チームに入らせて頂きました。
競技は5種目。
1.どろんこビーチフラッグ、2.どろんこ玉入れ、3.どろんこボートレース、
4.どろんこ障害物競走、5.全員参加のどろんこ綱引き
”どろんこ”と名がつくだけでワクワクするラインナップ!
はるかりは黄色チームとして玉入れから参加です。初めての泥の感触に戸惑いながらも
懸命に玉を投げ入れますが…全く入らないやんけー!
助っ人のはずが、結果、黄色チーム・12個と最下位でした(笑)
4種目目のどろんこ障害物競走では、それぞれデモンストレーション参加!
繋がれたうきわの穴を走り抜け→お玉にピンポンを乗せて走り→
網をくぐって→ジュースの早飲み(大人:炭酸orオレンジ、幼児:ヤクルト)→
ゴールっ!!!!!という流れ。
はるかりは屈強な男性に交じって大奮闘!まぁ〜、驚きの泥まみれっぷりです(笑)
なんたって、最後のゴールテープを切る時にはダイブしてましたから!
デモンストレーションにも関わらず、会場が大盛り上がり!
いつのまにか「はるかりちゃ〜んがんばれ〜!」と沢山のご家族からの声援も!
そして、我らが阿賀野のあんにゃ・清野幹!男を魅せました!
アラフォー、精一杯泥のコースを走り抜けました。
初っ端から頭からころんでも、走り方が変でも、網にかかった獲物のようでも。
ビリから2番目、女性に勝っただけでも歓声は留まりません。
「もっくん頑張れ〜!!カッコイイー!」何故か、女の子達に大人気のモトキなのです。
勝利者インタビューさながらの収録時、
田んぼから上がってきたはるかりとモトキの周りには、みんなが集まってきます。
一緒に、一生懸命遊んでくれて、楽しくて仕方がないんだって!嬉しい賛辞です。
「大人も子供も泥んこになって一生懸命やっている姿が楽しくて面白い!」
「スッゴク楽しみにしてきたの〜♪」
「こんなに泥んこになるなんて思ってなかった!楽しいっ!」
「お外で遊ぶの、気持ちいい!」という子どもたちの声。
そして、
「虫嫌いの息子が泥んこになっているなんて…!」
「子ども以上に大人が楽しんでいます♪」という親御さん達の声。
都会暮らしの皆さん、そして、福島の皆さんにとって
かけがえのない経験になったようです。
「子ども達にはこの大自然で育まれた農作物をいっぱい食べて、
大きく大きく育って欲しい!」という遠藤部長。
周りには、間もなく収穫を迎える大地があり、雲ひとつない青空の下、
綺麗な小川、蝉の声。響くのは、大人と子供の大歓声!
初めて会った友達と一緒に競技をして、同じように泥んこになって。
農家と子ども達とのふれ合いの場として、
そして、世代を超えた交流の場としても意味のあるこの活動。
きっと、子ども達はこの楽しすぎた一日を忘れないでしょうし、
いつも食べているものはこんなに綺麗なところで作られているんだって事。
そして、「いただきます」「ごちそうさま」の感謝の心も育まれたのでは?
学校や園のお友達に「楽しかったんだ!」ってこと
そして、「新潟のご飯は美味しいんだよ!」ってこと、
伝えてくれているんじゃないかなぁって思っています。
最高の一日でした。
取材にご協力頂いた参加者の皆様、本当にありがとうございました!
また、今回、お声掛けしてくれたJAささかみ青壮年部の皆さん、
貴重な体験をありがとうございました。楽しすぎました(笑)
さあ、来週は秋のFM-NIIGATA一大イベント
「NIIGATA Sweets FESTA 2014 Autumn」に今年もうんめねっか参戦決定!
新潟県産のこだわり食材を使った
「スイーツ」と「汁」の考案模様をお送りします。
今年はどんな”うんめもん”が出来るのか、こうご期待!
来週もどうぞお楽しみに〜♪
2014年9月17日(水) 10:30
今回の行脚は、新潟市秋葉区の旧・小須戸町の小向(こむかい)。
車を走らせ、いざ町に入ろうとしたら…な、なんだ?!
法被姿のいなせなおじ様達が、そこかしこで通行止めしてる???!!!!!
なんと。取材当日は「小須戸まつり」の開催日。今まさに神輿を担ぎ始めるその頃です。
JA事務局の酒井さん、そして、ご出演頂く高野さんのナビゲートで何とか落ちあい、
祭囃子に送られる形で高野さんのトマトハウスへ移動!
…D、実家が小須戸にも関わらず、大変失礼致しましたー!!!
さ、本題です(汗々★)
JA新津さつき青年部に所属する若きファーマー代表・高野 慶博(たかひろ)さんは
この番組のシーズン2まで、我々も大変お世話になった方!というのも、
JA社員として青年部の事務局担当をされていたからです。
巻の農業大学校を卒業し、20歳でJAに就職して兼業農家歴が丸15年。
3年前にJAを退職し、専業農家歴・現在4年目というファーマー歴はなんと19年!
お若く見える方なので、そんなに長く農業に携わっていらしたとは…驚きでした。
でも何故、専業に?
兼業だったからこそ生じた「農業をしっかりとやりたい!」という強い気持ち、
そして、先輩ファーマーでもあるお父様の高齢化、更に、手掛けるお野菜の種類が
余りにも多いことから専業農家になった。という訳なんですけども、一体、何品目の
お野菜を育てていらっしゃるのか? 非常に気になります!
<高野さんが育てている春夏秋冬のお野菜ラインナップ!>
春 … アスパラガス、ジャガイモ、空豆、玉ねぎ
夏 … とうもろこし、トマト、ピーマン、南蛮
秋 … キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、人参、さつまいも
冬 … プチベール、春菊、冬菜、大根、白菜、里芋、ほうれん草
計20品目。に、20品目ですよっ?! ちなみにお一人で、です。
「少量多品目という形で、消費者の皆さんに色んなお野菜を食べて貰いたいから!」
と、今が旬のトマトを前に軽やかに話されるのですが、
お邪魔したハウス内のトマトをざっと見ても、全部種類が違う!…てことはですよ?!
「1品目で2〜3種類は作りますねぇ。だから品種で言ったら…40〜60品種になるか!笑」
家庭菜園などでお野菜を育てた事がある方ならお分かりだと思いますが、
例えば「トマト」。品種の違いで育て方が違うという経験があおりだと思います。
水が好き・嫌い、日射しを好む・好まない、肥料がいる・いらない等々、
それを誤ったばかりに全く実をつけなかった★なんて悲劇もあります。
高野さんがハウスで育てているトマト達は、「パルト」という、自己受粉して実をつける品種。「リンカ」という品種。大玉の実を付ける新品種「豊作祈願」の3種類。
通常のトマトは、トマトトーンを花弁につけて人工授粉させて実をつけるやり方。
この「パルト」は、自分で受粉する新品種!
農業の進化って、農作業の部分にばかり目がいっていましたが、
お野菜の品種そのものも進化していることを、今更ながら再認識。
今回も目からウロコが落ちまくりです(笑)
また、新潟産のトマトと言えば”桃太郎”が有名ですが、甘いトマトよりも、
ちょっと酸味があるトマトの方が好みの高野さんとしては、新旧のトマトを
味も育てやすさもどちらがいいか?を今年作ってみて来年につなげて行こう!
というハウスのトマト達なのでした。試してるなんて仰ってましたが、
入口から奥まで30mはあろうかという大きなハウス。弛まぬ努力とはこういう事。
1シーズンに最低・10種類の育て方が違うお野菜を作っている高野さん。
それぞれに合わせて計算して、手を掛けて、目を掛けて。
そのじっくりと野菜達と向き合える時間があることが専業農家の最大の良さ!と。
管理は大変だけれど、多品目を育てる事で、
自分の土地にあった種類を特定することが出来て、とことん美味しさも追求できる!
更に、少量だからこそ、新しい品種にも果敢にチャレンジできるという強みがある。
これが、高野さんに合った、高野さんの農業なんでしょうね。
だからこそ、これから農業を、農家になりたいと思う方へのアドバイスが
「好きなだけじゃダメ!農家は自分が経営者。今の農業情勢をしっかり見て、
自分にあった作付ややり方を見つけ、そして家族を養える経営をする事。
そして、その自分が得た「農業」を、次の世代にもつなげていく事を望みます。」
という、高野さんならではの言葉。今を見据えた農家だからこその力強いメッセージ!
我々もジーンと来ました。ファーマーって、本当にスゴイ!
そんなトマトを使ったお料理をご用意して頂いていると聞いたら矢も楯も堪らず!
盟友の高田さんと伊藤さんも集合してくださったところで、
高野さんのお宅にお邪魔しました。まー!立派なお宅!蔵があるーっ!
恐縮しつつも、そこはモトキ率いるチームうんめねっか。あっという間に溶け込みます。
座卓を囲み、皆で高野さんの奥様お手製の「トマトとアスパラ、赤たまねぎのマリネ」を
頂きました。このシズル感溢れる写真。美味しそうでしょー!美味しいんですよ〜♪(笑)
料理好きなはるかり、一口食べてレシピを聞きだしました。
高野家では、よく食卓にのぼる定番料理なんだそうです。
1.トマトは湯むきをして食べやすい大きさにカットします。
2.アスパラは、根元から3cm位を切り落とし、塩を入れた沸騰したお湯で湯がきます。
粗熱を取ったら、一口サイズに乱切りカット。
※アスパラは切らずに長いままで茹でる事をオススメします!
栄養分が湯に流れ出ず成分も壊れにくい。そして甘味が違いますよ。
3.赤たまねぎは薄〜くスライス。繊維を断ち切るように切ると辛味が和らぎます。
※たまねぎは水に放さず、そのままお使いください。
4.マリネ液は、酢+砂糖+オリーブオイルを適宜混ぜ合わせたところに1〜3をダイブ!
混ぜ合わせて、冷蔵庫で冷やしてお召し上がりくださ〜い♪
野菜はもちろん、全て高野さんが作ったもの。一口食べてびっくりしたのが、
その野菜そのものの味の濃さ!酢に負けてないんです!!逆に濃縮されているかのよう。
力強い野菜って、どんな調理をしても、ちゃんと主張してくれるんだなぁと感心。
盟友の高田さん、伊藤さん、JA事務局の酒井さんもしみじみと「…うんめなぁ」って。
野菜作りのプロ達をも唸らせる野菜の旨味は衝撃でした。
美味しいお料理を味わいつつ、皆さんからお話を伺います。
JA新津さつき青年部では、稲作を通して子どもたちへの食育活動も盛んに行っていて、
収穫の秋を間近に控え、稲刈りを楽しみにしている子ども達が沢山いるみたい♪
「この授業を通して、食べる事のありがたさはもちろん、将来、農家になりたいって
思ってくれることを信じて活動しています。」と言う高田さん。
「とにかく、今作っている野菜や米をその年その年に合ったやり方で、
がむしゃらに頑張って続けて行きたい!」と伊藤さん。
「例えばトマトなら、今までは土に苗を植えて収穫していたものが、
今では液肥を流して作るシステムになっています。農協の技術もそんな風に
土耕栽培から溶液栽培に代わってきている品物も現在はある。
それもあって高野さんのハウスのトマトを見て頂きたかったんです。」と
JA事務局・酒井さん。
わー!皆さんスゴイ熱いっ!!これぞ、ジェネレーション談義。
自己紹介の時にはシャイな方々だなぁと思っていたんですが、
農業の事となると、口数少ないながらも真っすぐ目を見て伝えてくださる!
農作業に関しては、昔となんら変わらない。
けれど、機械化や技術の進化と発展によって、仲間や家族との関わり方、
次世代への教育、経営に至る迄、農作業以外の時間の使い方が増えた事が、
世代が変わったと感じる事の一つといえるのかもしれませんね。
最後に高野さんが、
「自分と一緒に農業大学校を卒業した仲間達へ、俺も農家として頑張っている。
みんなも一緒に頑張っていこう!とエールを贈りたいです。」という言葉。
農業って、孤独な作業が多いのもあるけれど、決して独りじゃない!
同じ志をもった仲間が沢山いるんだって事をメッセージとして残してくれた高野さん。
座敷に集う全員が、うん!と大きく頷き、感動で締めくくった今回の行脚でした。
ドタバタで始まり、じんわりと温かな気持ちで後にした秋葉区小須戸。
高野さん、素晴らしいお話をありがとうございました!
奥様もお忙しい中、逸品を作ってくださり感謝です。美味しかったです。
そして、五泉からわざわざ脚を運んでくださった高田さん、伊藤さんのお二方、
更に、農協の技術の進化をお教えくださった事務局の酒井さんもお世話になりました!
さあ、来週の行脚は、モトキの地元・阿賀野市が舞台!
JAささかみ青年部の皆さんが主催で、子ども達と毎年開催している
「どろんこ運動会」へ参加して参りました。
泥まみれという言葉を遥かに超越する”どろんこっぷり”を体現したモトキとはるかり。
悲鳴と笑い声に包まれたどろんこ運動会(笑!) お楽しみに〜♪
2014年9月10日(水) 11:00
新発田市菅谷(すがたに)地区。
290号線を、新発田市から胎内市へと向かう途中にあります。
道路脇には、様々な花々が植えられていて、
雄大な自然の緑と鮮やかな花々の彩り、真っ青な青空とのコントラストが最高!
そこに加わるのは 鳥の鳴き声と虫の声ですよ。う〜ん、気持ちいい!
そんな菅谷地区で、乳牛の飼育をされている中野 浩一さんの牛舎へお邪魔しました。
ベイビーフェイスの38歳(笑) 就農 13年目の若きファーマー。
JA北越後菅谷支部の支部長もされており、
飼育牛の他に、特別栽培米も作っていらっしゃいます。
お父さんの代から始められた乳牛の飼育ですが、
息子であり長男の中野さん、家業を継ぐつもりはなかったと言います。
なんと!大学院で「遺伝子」の勉強をされていたそうなんですよ〜!
院卒のファーマー。初めてお会いしました。
ところが、やはり父親の代でこの酪農を閉ざしてしまうのは…と一念発起。
自分の代からは、この美味しい新鮮な牛乳を使った「ジェラート」の
製造販売も手掛ける、なんとも頼もしい2代目です。
でね。中野さんの牛舎、本当に静か!送風機の「ブーーーン」音しかしません!
60頭程の牛がいたのですが、取材中の数十分間、一声も発せず!
「ブモーッ」という牛の声を聞きたくて、近づいても触っても、おとなしい。
穏やかな中野さんに似たんですね。間違いない!
でもね、お腹が空くと鳴くんですって。あら、人と一緒です。ね、幹くん(笑)
で、今回も我々にとっては驚きの事実が中野さんから紡がれます。
1.北越後管内は、新潟県でも一二を争う畜産農家が多い地域!
先シーズンにご出演頂いた、牛が食べる飼料用のトウモロコシを育てている
小野さんや、中野さんを始めとする酪農家、そして、お肉となる肥育牛まで。
更に、養豚も盛んです。北越後、つまり新発田市と言えば「アスパラガス」が
全国的に有名ですし、実は、玉ねぎも県内ではトップクラスの生産量。
北越後米も有名です。お野菜ばかりに目がいってました。驚きです!
2.酪農家の仕事を代わりにやってくださる方が職業として成り立っている!
朝晩365日、休みなく牛乳を出荷する為に、牛の世話や体調管理、牛舎の清掃等
休みを取ることができない彼らに代わって、地域の酪農家を順番に回って
お仕事をしてくださるそうなんです。ご自身は牛舎等を持たずに。
そういうお仕事が成り立っているって事は、それだけ、酪農家の数が多い地域
という現れですね〜!
3.後継者が多い!(畜産)
家業として代々続いてきているのは想像できましたが、
廃業した畜産農家の後を、別の方が引き継ぐという系図もあるのだとか!
例えば、興味がある方なら、まずは、2.のお手伝いをしてくださる方へ
修行として入って、その後、牛or豚、設備も整っているという、
真っさらスタートすることなく畜産農家としてやっていけるかも♪
素晴らしい循環です!
4.産婆さんのようなこともやりますよ!
牛は、人間同様、お産をしなければお乳は出ません。
自然分娩が一番いいそうなんですが、お産に時間がかかるような時は
赤ちゃん牛の脚をひっぱって、お産の手助けをするんだそう。
その生命の誕生は、何度経験しても感動し、この仕事をやってて良かった!と
心から感じる出来事だそうです。
そして、中野さん自身も先に述べたように、
ジェラートの製造・販売という6次産業へも進出されていますから、
畜産を一つとっても、色々な関わり方ができる系譜がこの地域にはあるんですね〜。
そんな中、乳搾りをさせて頂けるという事で、初体験のはるかりが挑戦!
意外や意外!牛さん、すんなりとお乳を出してくれたんですっ
「筋がイイ!」と褒められ、まんざらでもないはるかり♪
温かいお乳に感動しきりでした。優しい牛さんをナデナデ。
自然と「お乳をだしてくれてありがとう。」という言葉がこぼれます。
ちなみに、中野さんの絞りたて牛乳を使ったジェラートは、
月岡のわくわくファーム内「中野牧場ナチュラルジェラート」で販売中!
中野さんの奥様がいらっしゃいますよ♪
更に!!!中野さんの妹さんが、この牛舎の近くで地産地消のカフェを
経営されていると聞きつけ腹ペコうんめねっかクルー、
お邪魔させて欲しい!と懇願!ランチ営業が落ち着く2時頃に伺いました。
その名も「sanasi cafe(サナシカフェ)」。
中野さんのすぐ下の妹さん・さなえさんが経営者として、そして、
料理の腕をふるい、さなえさんの妹・ひさえさんがお給仕を。
妹さん2人で素敵なカフェをやられていました。
季節の野菜をふんだんに使ったお料理やケーキ、そして、
中野牧場の新鮮な絞りたて牛乳を使ったジェラートも大人気!
2時過ぎにも関わらず、まだまだ沢山のお客様がいらっしゃいました。
他のお客様の迷惑にならないように、テラス席へ。
目の前には雄大な自然が拡がり、気持ちのいい風も感じて…あぁ、癒されるぅ。
早速、席に着くなり日替わりご飯の注文を。
幹は「バジルソーセージと夏野菜のドリア」
はるかりは「鶏肉と野菜の生姜焼き炒めプレートご飯」をチョイス。
野菜は新発田産。お米は中野さんの特別栽培米を使用。
そして!ドリアのホワイトソースはもちろん、中野さんの牛乳!!!
ぜーーーーーんぶ、新発田産!これぞ地産地消♪
で、このお料理がさぁ・・・ウマイのなんのって!!!!!
番組でも幹&はるかり、ウマさに悶絶してましたが、本当に美味しい。。。
スタッフは「ベーコンとしめじのクリームスパゲッティ」を。
こちらも優しいお味で感涙のウマさ。
皆さんも是非、立ち寄ってくださいね。ジェラートは持ち帰りもOKです!
「sanasi cafe」サナシカフェ
新発田市菅谷館中3000-5 TEL.0254-29-3411
営業時間は、平日 10:00〜17:00/土日祝 10:00〜18:00
毎週火曜日が定休日です。
そんな絶品ランチを頂きながら、改めてお話を伺っていきます。
現在主体となって動いているのが、中野さん達若きファーマー達。
30代の若者達が一丸となって地域を盛りたてているんです。
ドライバーを癒してくれる沿道の花々は、中野さんら若きファーマー達が
美観活動の一環で、皆、忙しい仕事の傍らに植栽してくださっていたものでした。
そして、広大な農作地帯を有する北越後青壮年部では、その農道のごみ拾いを
欠かさず行い、地域の美化活動にも積極的に参加されている。
うまいもんを生み出すだけではなくて、地域の景観を、土地を守っているのも
ファーマー達なんです。ありがたいですよね。
盟友出演してくださった菅さんは、米農家で中野さんの幼馴染。
菅さんも農業とは全く違う職種でサラリーマンを経験され、
家業を守るため、9年前に米農家デビューされたそうです。
今では、北越後青壮年部の本部役員という肩書も!
お2人とも、家業を継ぐ事になるとは思ってもいなかった訳ですから
今こうしてファーマーとしてスクラムを組んで、一緒に様々な活動をしている事が
不思議で、でも楽しくて仕方ない!といった感じ。
相対するこちらもほっこりと思わず笑顔がほころんでしまうような
お2人の空気感、番組でも伝わったでしょうか?
ファーマーという職業に誇りを持ち、地域を盛りたて守っていくという真摯な姿勢。
そして、次世代へのバトンを渡す準備まで怠らない。
多方面で農業に携わり、収入も確保できるようにしていくことで、
きっと、若者達も農業に興味を持ってくれるはずだと未来を信じて。
その活動は一人では難しくても、こうして同じ希望を持つ仲間が北越後には沢山いる!
ゆっくりと、そして、しっかりと言葉を紡ぐ中野さんと菅さんの
真っすぐな心にノックアウト!!! じーんときちゃいましたね。
最後に味わった、sanasi cafeのジェラートのウマさにもノックアウト!!!
お料理もノックアウト!!! 牛さんの優しい眼差しもノックアウト!!!
お花の美しさもノックアウト!!!
…ノックアウト連続の北越後・菅谷地区行脚でございました。
中野さん、菅さん、お忙しい中、貴重なお話ありがとうございました。
また、sanasi cafeのさなえさん、ひさえさんも突然にも関わらず
快くご対応してくださってありがとうございました。本当に美味しかったです!
さあ、来週の行脚は、秋葉区旧・小須戸町へ!JA新津さつきの取材でございます。
兼業農家としてJA職員と農家の2足のわらじを履いていた高野さん。
我々も、青年部事務局担当ということで、シーズン2までお世話になった方なんですが
余りにも手掛ける農作物の多さから、専業農家に転身!!!
…いったい高野さんは、何種類のお野菜を育てているのでしょうか?!
気になるぅぅぅっ! 来週もどうぞお楽しみに〜♪
2014年9月3日(水) 10:00
新潟市北区葛塚の渋谷さんのほうれん草ハウスにお邪魔したその日は、
ジリジリとした太陽が照りつける、残暑厳しい夏の日の午後。
夏休み中の渋谷さんの息子さん・大和君(小3)も駆けつけ、
和やかに、賑やかな取材をさせて頂きました。
メインでご出演頂いた渋谷 恭裕(たかひろ)さんは、
就農19年目。ふたご座、A型。スラッとしたイケメンファーマー。
今年40歳を迎えるということもあって、自分の世代から次の世代へと
受け継がれる側から受け継ぐ側へと意識の変化が出始めたという方。
豊栄と言えば、過去の番組でもご紹介してきたトマトやナス、苺が有名ですよね。
そんな特産品がある豊栄で、なぜほうれん草なのか?
しかも、渋谷家では、ほうれん草と米の2本柱で経営されていると言います。
その昔。渋谷さんが就農すると決め、東京で小松菜を水耕栽培をされている会社で
1年間、研修されたことから自分も新潟・豊栄で”葉物野菜の水耕栽培を!”と決意。
水耕栽培なら、通年栽培・出荷ができるからです。
この豊栄の土地で水耕栽培をやるには?と色々試行錯誤をされたそうなんですが、
土地の広さや気候の違い、品種の選定などなかなか難しい。。。
そんな中、渋谷さんのお父さんが、以前、トマトを手掛けていた合間に
ほうれん草を育てていたこともあって、葉物野菜の中でもほうれん草に着目!
水耕栽培は無理だとしても、通年栽培が出来るハウス栽培でほうれん草はどうか?!
夏なら種を撒いて1カ月、冬なら3カ月で収穫できるほうれん草です。
これはイケる!と渋谷さん親子がほうれん草栽培に踏み切ったのが19年前。
「今思えば、トマトをやめてほうれん草一本にした親父も
本当に思い切った事をやったな〜!って思いますよ!」と笑う渋谷さん。
渋谷さんのファーマースタートが、ジェネレーションの変化・交代だったんですね。
若輩の自分がやってみたいと言ったことに、ファーマーの大先輩である父親が
一緒になって悩んで、試行錯誤して決断し、そして、託してくれた。
こうして「ほうれん草農家です!」と胸を張って笑顔で語る渋谷さんが
眩しくてカッコよくて!ハウス内のほうれん草も青々と輝いていて!
息子の大和君も妖怪ウォッチよりもお父さんが好き!というのも頷けます。
ま、無理やり言わせた感はありましたけどね(笑)
で、暑さに弱いほうれん草って、育てるのが本当に大変!
通年栽培をするには、雪深いここ新潟ではハウスが必須。
しかし、そのハウスだからこそ、夏は軽く室温40度を超えてしまいます。
日除けシート・風通しを良くと様々な対策をしても、全部の苗が枯れてしまうことも。
この夏も本当に大変です!とこぼされていました。
渋谷さん曰く、関東で作られているほうれん草よりも、
この土地のほうれん草は「アクが少なく食べやすい」のが一番の特徴だとか!
そして、季節ごとに5〜6種類の品種を育てているんだそう。
・・・ほうれん草って「ほうれん草」という品種なんだとばかり。
それぞれの品種には、今回ご紹介した”ミラージュ”というように、
洋風のカッコイイ名前がついていることもビックリ!
大和君も大好きだというお父さんが作ったほうれん草。
ベーコンとほうれん草のバター炒めが好物!
子どもがほうれん草美味しい!っていうこと自体、スゴイことですよね。
甘くて美味しいんだって!
渋谷家では、茹でたほうれん草+なめたけ+海苔を細かく切って混ぜたものを
ご飯にかけて食べるのが定番だそう。聞いただけでもよだれが!そりゃウマイでしょ!
はるかりは、おひたしやポパイエッグで食べるのが好き。
幹は、冬の鍋の食材として、ほうれん草を大量投入する位、好きな野菜。
生でもイケるの?という問いには「イケるのか?食べたことない 笑」という
渋谷さんでしたが、アクも少ないなら生でも大丈夫でしょう!ということで、
3人でほうれん草の葉をちぎってパクリ。全員初体験です!
イケル!イケるよ渋谷さん!!!!!
我々も驚きました。本当にアクやえぐみが無いんです。
はるかりも、これから生でたべようかな♪というくらい、本当に美味しい。
渋谷さんもサラダのアクセントにいいかも!と新たな光明(!)が。
いいんじゃないですか〜?これは!ほうれん草しゃぶしゃぶもいいかも♪
豊栄のほうれん草のウマさ、是非、皆さんにもご賞味頂きたい。
鉄分・ミネラルも豊富なお野菜ですから、女性にもうれしい!
そして、豊栄青年部では、この土地のウマさをPRすることにも懸命です。
豊栄産の野菜を使った料理コンテストを毎年開催しています。
その中身はといいいますと、今年はもう終わってしまったそうなんですが、
今年の食材は「ナス」。そのナスを使って料理学校の生徒さん達がチームごとに
メニューを発表。それを、審査して、優勝したメニューは、
市内の有名ホテルで期間限定で提供されているんですよ〜!知っていましたか?
その生徒さん達が、そのコンテストに出場し豊栄の食材を知ってもらい
彼らが料理人として羽ばたいた際には、また、豊栄の食材を使ってお客さまに提供して
もらいたい。そんな気持ちもあって、毎年開催されています。
盟友出演してくださった山崎さん曰く、他にも米の栽培の講習や野球大会への参加など、青年部としての活動は、県内でみても活発です!と。
色々な活動でこの地域の方々や外へのPRをみんなで一丸となってやっているんですね。
山崎さんも米農家として9年目の若きファーマー。
日々、先代からの教えをこいながらもジェネレーション談義では、
「できれば息子に継いで欲しい。けれど、選ぶのは息子。
だた、農家としてだけではなく、多方面で、農業との関わり方ができるように
整えてあげれば、もっと若い人達も農業へ関心を持つんじゃないか?」と。
豊栄ファーマー達は、次世代へ土地のウマさを伝える事や、
人が生きる為の糧を作り出しているという責任と使命に燃えていました。
渋谷さんがこれから農業をやってみたいという方へのアドバイスとして
「自然をなめんな!」
と一言放ったこの言葉こそ、全ファーマーの気持ちなんじゃないかと思いました。
一朝一夕ではできない。ましてや、自然が大好きだからだけでもできない。
人間の糧を作りだす責任感と使命。それは安心安全で美味しいものを作り出す為に
毎日自然と対峙しているファーマーだから言える言葉です。
いただきます。ごちそうさまでした。の言葉の裏には、ファーマー達の苦労と笑顔がある。よりありがたみを強く感じた取材でございました。
農業って、大変だから、収穫と出荷の喜びは苦労の何十倍!!!と
笑顔で語る渋谷さんと山崎さんにリスペクト!いいお話、ありがとうございました!
さ、来週は、JA北越後の管内、新発田市菅谷地区で飼育牛をされている
中野浩一さんの元へお邪魔します!
お名前だけだと自転車をこぐのが早そうなイメージ…どんな方なんだろう?!
来週もどうぞお楽しみに♪
2014年8月27日(水) 11:00
♪はぁ〜あ さどぉへぇぇええ あーりゃさっ
ということで、お邪魔したのは佐渡市新穂長畝(ながうね)。
訪れたのが8月上旬。朝から30度超えという暑い暑い日でした。
太陽の強すぎる日差しにも負けない佐渡の青々とした稲穂たち。
ミンミンと鳴く蝉の声。羽ばたく鳥達。
そして、近くには藁ぶき屋根の民家も残っていて、
なんとも目も耳も癒される、そんな地域です。
ご出演頂いた大井 克巳(かつみ)さんは、
佐渡認証米”朱鷺と暮らす郷”というお米の生産者。
佐渡島の象徴、いや、日本の象徴と言っても過言ではない朱鷺。
学名:ニッポニア・ニッポンですからね。
で、朱鷺というのは、田んぼにいる生き物を餌にしています。
様々な虫を始めとして、どじょう、めだか、かえるなど、
いわゆる「綺麗な水場じゃないと今では見かけられない生き物」が主食。
そして、一年中、そういった餌が必要なのが朱鷺なのです。
そんな朱鷺と共存する為に、朱鷺を守る為に、そして、
朱鷺の餌場を確保してあげる為に、佐渡の若き米農家達は一念発起!
稲の作付面積を減らしてまで、朱鷺の餌場となる”江”という
通年、水場があり生き物が生きられる環境を作りました。
昔からあったこの”江”という農法。時代の流れで生産・出荷を増やす為に
無くなったその農法を、現代の若きファーマーが中心になって喚起し、
今では、佐渡の米農家では当たり前になりつつあるのです。
朱鷺と共存する佐渡の米、これが”朱鷺と暮らす郷”。
生き物がたっくさんいる田んぼは元気な証拠!ということで、
各々の生産者さん達が6月と8月の年に2回、田んぼの生き物調査をするんだそう。
何種類の生き物が田んぼにいるのか、どのような生き物がいるのか、
必ずしなければならないこの調査が、認証米の第一歩。
そして、この生き物調査、地元の小学生達も一緒に食育教育の一環で
大井さんら、若きファーマーが指導をしているそうで、
取材前に8月の調査は終わっていたそうなんですが、
我々の取材の為に、敢えて調査を段取ってくださった次第。ありがたやー!
田んぼ全体をぐるりと調査するやり方と、稲の株・20株に照準をあてて
クモの調査をするやり方があり、我々はクモの調査。
田んぼには、害虫と益虫とそのどちらでもない、という3種に分けられて、
カメムシは、米を食べ米に黒い斑点をつける害虫。
クモは、そのカメムシを食べてくれる益虫。ということで、その益虫であるクモが
その20株にどれだけいるか?その数を田んぼの大きさで換算して
この田んぼにいるクモの統計を取る。という調査。
また、クモも網を張るタイプと地面を走るタイプの2種類があって、
しかも種類が膨大!JAが発行・販売しているポケット生き物図鑑片手に
幹とはるかりも探したら…でっかーーーーいのがいっぱいいるっ!
にで、足元は、小さな足の長いクモが、これまたいっぱいいるよー、大井さん!
「今日は暑過ぎて、虫がいませんね。小さいしね。」と一言。
…今まで見たことないクモがいっぺいるんですけど。これでも小さいんですかっ
こうして生き物が沢山いる圃場にする為に、農薬を減らすのはもちろんのこと。
ひいては、米を口にする人間にとってもありがたいことなのです。
お邪魔した大井さんの田んぼは完全無農薬。
それもあって、虫や生き物にとっては「五ツ星のレストランのようなもん!」と
大井さんは高らかに笑います。いやいや、この環境を作り出している大井さんが
スゴイってーーーーっ!!!
番組をお聴きになったリスナーさんはご存知でしょう。
幹のはしゃぎっぷりを(笑)
なんなんでしょう。生き物を見つけるたびに歓声を上げてしまいます。
どじょう、ザリガニ、めだか、とんぼ、かえる、くも etc.etc…
はるかり、意外と生き物に慣れていて、幹の顔にザリガニを近付けてみたり
始めて見たどじょうに感激しっぱなしだったりと、こちらも大はしゃぎ(笑)
大井さんも「いい大人が生き物調査をするとみんなはしゃいじゃって大変!」
っておっしゃってましたが、その大井さんですら「興奮しすぎ!」って
釘指してましたからね。
でもね、本当に生き物が見つかると嬉しくて嬉しくて歓声を上げてしまうんです。
幼い頃には、こういう遊びをしていた幹は尚の事、思いだされて楽しくなってしまう。
逆に、田んぼにどじょうがいることも知らなかったはるかりは、
こんなにも生き物が田んぼにいることを知って発見と驚きと楽しさが入り混じった
最高の笑顔! いや〜。いい経験をさせて頂きました。
大井さんが仰っていたことで
「日本人が日本て作られた食べ物を食べないなんて有り得ないよね!
食べたもので身体は作られる。大人も子供も、日本の素晴らしい食べ物を
もっとしっかり食べましょうよ!」という言葉が心に沁みます。
日本人のDNAに刻まれた原風景って、様々あるとは思いますが、
パッと思い浮かぶのは、山の裾野に広がる田んぼの風景なんですよね。
この風景、なくしちゃいけないと思いませんか?
また、無くさない為には、我々、お米をもっと消費しなきゃ!主食ですもん。
その風景を守り、引き継ぐ役目をしてくれているのがファーマー達です。
昔ながらの農法の良さを取り入れ、更にこれからを見据えた理論と行動で
彼らの頑張りが昇華するはず!と強く思います。
「儲けも大事。でも、農業はもっと大きな心と大きな気持ちで取り組まなきゃダメ。
といいながら、そろばん弾いちゃうんだけどね(笑)」という大井さん。
目先の事だけじゃなく、先を、世界を見据えて(佐渡は世界G-アース認定!)
楽しみながら、未来に繋げていかなきゃね!というメッセージも聞こえました。
大井先生!暑い中、本当に楽しく、ためになる授業でした。
大人が子どもに帰るこの生き物調査。
心も身体も育んでくれるんだから、やっぱ、人って田んぼが必要!
心から思いました。ありがとうございました!!
さあ、9月最初の放送は、JA豊栄の管内、北区葛塚でほうれん草を育てている
渋谷 恭裕(たかひろ)さんの元にお邪魔します。
みなさん!ほうれん草ってえぐみがないんですよっ
この「本当か?!」という問いかけの答えは来週の放送で☆お楽しみに〜♪