IMFORMATIONインフォメーション
2009年10月28日(水) 12:01
いよいよ今回でラスト☆ジャーニー・・・寂しくなりますがっ!
ラストにふさわしい里の王者の登場ですよ〜♪
今回お邪魔したのは、長岡市西部丘陵にある『百洗会(ひゃくしょうかい)』の
池田治さんの里芋畑。越後ブランド・長岡野菜の里芋でございます!!
長岡I.C.からほど近い場所にありながら、丘陵というだけあって見晴らし最高!
お邪魔したのが夕方だったこともあり、刻々と暗くなってくると
市街の街明かりがキラキラと輝いていて!素晴らしい眺望も楽しませて頂きました。
時刻は午後6時半。とはいえ秋はつるべ落としって言いますけど、
ほんとあっという間に夜です!
取材にご一緒して頂いたのは、JA YOUTH編でもお世話になった池津伸俊さん!
青年部の皆さん、JA越後ながおかの田中陽太さんもご一緒に、
真っ暗な中(笑)車のライトで照らしながらの取材でした。
しかも、池津さんの可愛らしいお嬢さんと奥様まで参加して頂き、
キャッキャと笑う子供の声、優しいお母さんの味、カッコイイ若きファーマー。。。
そして、自慢の農産物!と、全てが揃った取材でしたね〜。
長岡野菜の里芋の品種は『土垂(どたれ)』という品種。
『土』が『垂れる』ですよ?!どんだけ粘りがあるんだって漢字。
他の里芋に比べて粘りが強くてコクがあり、しかも瑞々しいウマさもある!
まさに、その名の通り、その漢字の通りの里芋なのです。
そして、スーパーなどで良く見る里芋ってコロンっと丸い形、してますよね?
この『土垂』は、長く育つ品種だそうで、その形からもなかなか流通しづらい所も
あるようなんです。
かなり昔からここ長岡で栽培し続けてきている『土垂』。
作り続ける理由は、やはりウマさに勝るものはないからなんでしょうね。
池田さんも池津さんも口を揃えて『とにかく味がいい!』と。
食べ比べるとその違いがはっきりするそうな!
早く食べたいよーーーー!!!!!ならば!と、急いで収穫のお手伝い!
株からこぶし1個分ぐらい離れたところにスコップをザックリ差し込み、
テコの原理でぐいっと持ち上げる!
頭では分かっちゃいるけど、もし芋を傷つけたらどうしようっっ!
里芋は乾燥地が発祥地ということもあり、
特に今年は天候不良も続いたこともあって、
水はけの部分でいつも以上に苦労されたって聞いたばっか!
収穫最盛期の今、尚のこと注意しなきゃならないでしょ!いや〜緊張するっ!
池田さんと池津さんのフォローのお陰もあってなんとか掘り起こしてみたら。。。
あらららら〜!ものすっげいっぺこと里芋ついてるーーーーー!!!
池津さんの長女・まどかちゃんにも掘り起こした株を見てもらったけど
『暗くてわかんない。』いいお子さんです。正直で素晴らしい!
だって、ほんとに見えなかったもんね(笑)
親芋があって。その子供があって。またまたその子供がある。
要は、孫にあたる芋を食用として出荷するんだそうです。知らなかった。。。
さっきから『味は抜群!』『ほんとにウマイ!』『食べれば分かる!』と
そんな話ばっか聞いてたから僕の空腹も我慢もMAX!!
早く食べさせてください。。。お願いです。
そしたら、『コレが一番ウマイよ!』と、
取材に訪れる1時間前から池津さんが準備してくださった藁の燃えかすの山。
え?!炭じゃんっ!!と思ったらその中からごろごろごろごろ出てきた!
アルミホイルに包まれた里芋がっ!
『焼き芋です。蒸し焼きにした里芋は最高にうんめよっ』
湯気がすごい。そして、舞い上がるススもすごい。そして、熱いっ!!!
初めてです、里芋の焼き芋って。
さっそく頂いてみると・・・・・うんめえええぇぇぇぇーーーー!
高台だからか、僕の声が響き渡りました。こだまのように。
こんなにウマイ里芋、初めて食べましたっ!
本当にウマイ、旨すぎるのです。。。撃沈。
軽く塩をふって一口。これまた絶品!
今まで味わってきた里芋の旨みって何だったんだ?って程
お2人がおっしゃる『コク』『粘り』が断然違う。
旨み成分が入ってるんじゃないか?ってぐらいの味。
ホイルに包んで焼き芋にしたことで、旨みが一切逃げてない。
素材そのもののウマさを味わうには、この焼き芋がオススメっての
ほんとに分かりましたね〜。
そして、池津さんの奥さんが作ってきてくれた『のっぺ』!
これまた最高なのよっ。
里芋がごろごろと一口大の大きさにカットされてて食べ応え抜群!
そしてだしを吸った里芋の旨さに驚き。。。ちゃんと芋の味がしっかりしてる!
池田さんも池津さんも、そして集まってくださった青年部の皆さんも
この土地だからこその旨さを作り出すことに一生懸命なんです。
数ある土の中でも、ここ長岡の土だからこそ生み出された『土垂』。
土壌の良さ、強さが香る、まさに里の王者の味わいでした!
実は今回、一番印象に残ったのは、
5歳のまどかちゃんが、笑顔で『里芋大好き!おいしい!』って言う言葉。
野菜嫌いの子供は本当に美味しい野菜を食べていないんじゃないか?って思いました。
技術の進歩や消費者のニーズによって
一年中様々な野菜が食卓に上るようになりましたよね。
季節を問わず、好きな野菜を選んで買えるようになった。
けれど、四季のある日本だからこそ『旬』がある。
それは、その季節にしか生み出せない旨さってことですよね。
この番組を通して新潟県内12ケ所の旬を味わってきた僕としては、
もっともっと、本物の旨さを皆さんに味わってもらいたいと強く感じます。
安心して口に運べるものは?安全栽培しているものは?子供が喜ぶものは?
そういう観点で選んでみて欲しいです。
だってさ、ほんとに旨いんだよ、新潟の農産物って。
そして、それらを生産している若きファーマーがたくさんいるってこと!
僕ら消費者のために、まさに『旬』と『この土地の自慢の旨さ』を届けるために
天候に左右される難しい仕事を毎日毎日従事されている。
JA YOUTHの委員長・新保さんが言っていた、
『ほんとうに旨いものは何なのか、食べればわかります!
県内産の農産物、食べてみてください!』この言葉に尽きます!!!
情熱を持って自然と闘う若きファーマーの活躍はもっと注目されるべき!
僕らも『地産地消』を心がけて、新潟の恵みを味わって行きましょうね。
それが、若きファーマーへの一番の賛辞だと思いますよ〜!
さ、8月からスタートしたこの番組も最終回を迎えました。
野菜を中心に、果物、花までありとあらゆる県内産に触れてきました。
どれをとっても、まさに『うんめねっかNIIGATA』!!!
12ヶ所の各JA青年部の皆さま、JA担当者さま本当にお世話になりました!
そして、番組に若きファーマーへのあったかいメッセージを寄せてくれた
リスナーの皆さん!!ありがとうございました!
これからも若きファーマーへの応援、よろしくです!
それでは、またっ!
2009年10月21日(水) 15:21
初でございます!食材ではございませんっ!
今回お邪魔したのは、胎内市北成田にある水澤勝栄さんのビニールハウス。
そのビニールハウスで栽培されているのは・・・『カラー』!!
結婚式などで良く使われている品のある、すらっとしたアノ花です。
昨今の気温の変化によって開花が遅れているそうですが
ちらほらと可愛いお花が咲いていましたわ!!
そんなハウスに集まってくださったのは、
同じくカラー栽培農家の小田大さん、そしてJA中条町の佐藤優治さん。
でもさ、新潟県民なら知っていると思うけど、
胎内市ってチューリップが有名だよね。チューリップカーニバルもあるし。
実際、水澤さんもチューリップをメインで栽培されているそうなんです。
何故、カラーを栽培することにしたのか?
さかのぼる事、7〜8年前。
アフリア原産で日本でも比較的温暖な地域で栽培されているカラーを
この土地でも栽培してみたらどうだろうか?
なんせ、チューリップの球根は日本一の生産地!
同じ球根栽培の花だし。。。ってことで水澤さんを始めとする有志で
やり始めたところ、以外や以外。この寒冷地でも育つではないですか!
今のように市場に出せるようになるまでに、並々ならぬご苦労はあったはず。
でもそんな言葉、一切口にしない。なんとも頭が上がりません!
ご一緒に取材に参加してくださった小田さんは、
4年程前から水澤さんの指導によりカラー栽培を始められたとか。
水澤さんは、中条町産カラーのパイオニア的存在なんですね。
適度な温度、適量の水。
カラーって、ほんのちょっとの変化に敏感で、難しいそうなんです!
その調整がとにかく難しいんです。とぽつりとおっしゃった水澤さん。
ハウスの中ってかなり暑くなるし、湿度もスゴそう・・・
それにね!
カラーの球根・1つから、何本もの花が咲くんだそうな!びっくりー!!!
球根・1に対して花・3〜5っていうんです!こりゃ驚き。
しかもある程度育つまで何本出てくるのか分からないという。へ〜!!!
そして、カラーといえば白色がイメージしやすいけど、
80種類もの色とりどりの花色と種類があるんだそうな!!これまたびっくり!
美しいお花には、やはり害虫なんてのも???
いるんです、いるんです。
しかもカラーにしか付かない輩がっ!うひー!!
通称・モスラっていう害虫!
でもね、このモスラ、害虫ってわけでもない。
というのも、葉だけを食べて花の部分は食べないそうなのです。
気持ち悪いから、っていう理由で駆除されてるそうです。ふむふむ。
また、みんなが思っている「花」ってさ、
くるっとした部分を思っているでしょ?じつはー。あれは花ではないのです!
僕らが「花」と思っていた部分は「苞(ほう)」といって茎の部分が変化したもの。
本当の花は、その「ほう」の内部のちっちゃな芯。
「花びら」じゃないからカラーは長持ちするんですって!
だから、結婚式などでもシャキっと凛々しい姿でいられるわけですね〜!
なるほど。。。勉強になるわぁ。
収録後半には、青年部部長の佐藤さんをはじめとした中条町青年部の皆さんが
遊びに来て下さいました!なにって、その人数にも驚いたけど、みんな若い!
20代の方がほどんどじゃないでしょうか?!
で、みんなシャイなのよ〜。
じゃあ、皆さんも一緒に!集まってくださいね〜って言ったのに
半歩しか前に出ない(笑)
天気が良くて最高の日だったこともありましたが、
仕事が忙しいにも関わらず、こうやって仲間の様子を見に集まるという
その優しさで心も温まりましたねぇ。いいよね、仲間って!
もっともっと、中条町のカラーが有名になればいいのに!
中条町はアルビの本間功だけじゃねんよっ!!!
美しい花は美しい心の持ち主が育てていらっしゃるのです。
たとえ、女の子にモテたくて花栽培してるとしても・・・(笑)
ぼく、花より団子で今回、食べらんねんかぁ〜なーんて思ってました。
皆さんに会うまでは。
カラーの美しさと中条町の皆さんの優しさでお腹いっぱいっ!
いい経験をさせてもらいました!本当にありがとうございました!!
さて来週は。。。なんと最終回!!!
8月からおよそ3ヶ月間、いろんなところ行きましたが来週で最後の取材。
ラストを飾るのは、JA越後ながおかの特産『長岡野菜の里芋』!
出ました!ブランド野菜!!
里の王者との格闘模様は、最終回OAをお楽しみに!
2009年10月14日(水) 13:00
今回お邪魔したのは、三条市井戸場(いどば)にある、
志田洋一さんの梨園!『新高梨(にいたかなし)』です!!
しかも取材日は、全国的に猛威をふるったアノ台風の翌日。。。
・・・志田さん、大丈夫かな。そうとうな被害に遭われているんじゃ?!
ところが、やはり大型台風が来る!ということで
前々日ぐらいからもぎ込みをされていたそうで、被害はほとんど皆無!
そのもぎ込みが大層大変だったご様子。800個のコンテナいっぱいですって!
まさに、自然や天災との戦いの現場。
志田さんのお話は身に沁みましたね。。。
さて、今回も若きファーマー・青年部の近藤さんと五十嵐さん、
そして、事務局の近藤さんと三本さんもご一緒に取材させていただきました。
ちなみに三本さんは「みつもと」さんと言います。
珍しいお名前ですよねぇ。つい、さんぼんさん、と言ってしまいそうになる僕。
でね、案内された新高梨園。
まず、驚いたのが梨の木の低さ!
なんでも、生産者によって高さが違うそうで・・・
それぞれの身長に合わせて木の高さ(実のなる高さ)を調整しているんです!
また、実のもぎ方も特徴的!
リンゴの時は、軸に指を添えてねじるように採ったけれど、
梨の場合は、実を手で支えるように持って上に持ち上げるんです!
佐渡のリンゴの時や村松の栗でもそうだったけど、
日照条件や収穫作業のし易さなどを考慮しての木作りというのも
生産者それぞれの工夫なんだよね。勉強になるわぁ。。。
そして、なにってジャンボ梨と言われるだけあって、
新高梨の大きさったら驚くばかり!!!
大きいものだと1kg超えるものもあるんだとか!
いや〜、ほんと。でかい。
そして、この『新高梨』の品種の由来を伺ってみたら、
新潟の梨と高知の梨を掛け合わせて作られた品種だから『新高』。
へ〜!知らんかった!!
でも、高知県では「新高」は作られていないんだそう。
現在では、熊本県でも生産しているそうで、
全国でもまだまだ珍しいジャンボ梨と言えるようです。
『新高梨』は他の梨に比べると手間がかかるそうで、
袋掛けはもちろんのこと、病気に弱い品種なんだそう。
防除などの丁寧に手をかけてあげないといけないのです。
しかも大きいので収穫時のコンテナの重さったら!
腰が病めますて!
美味しいものを作るってことは、一朝一夕では出来ないってこと!
こんなに大きい新高梨の味、気になるよね。
いくつか収穫させていただいた後、志田さんが一言。
『丸かじりで食べてみてください!』 梨の丸かじりって初!
さっそく、ガブッとやってみたらば。。。
シャキッとみずみずしいっ!この果汁はなんだぁ?!ぼたぼたこぼれちゃう!
甘い!なのにスッキリとした味わい。
何となく大きいから大味なのか?と考えていた僕の脳がショック状態!
いや〜!驚きのウマさですっ!
新高梨は大きいものが実が詰まって美味しいそうで、
とにかく水分が多く、旨みもある。
志田さんは収穫時に喉が渇くと、ガブッといっちゃうこともあるそう。
わかります、この果汁の多さ、ハンパないです。
一番美味しい食べ方は、やっぱり生で、そのままカットして食べること。
加工したり、スイーツにしたり、なんてするより断然まんまが最高。
二日酔いにもいいんだって!
梨って利尿作用があるから、体の中を綺麗にしてくれるしね!
世のお父様方、そして、旦那様が二日酔いで体調悪いの。なんていう奥様、
是非、水分たっぷり、旨み抜群の新高梨をお試しください!
僕が収穫したのは700gぐらい。それでも充分大きいけれど、
1kgの新高梨の試食もさせていただきました!
しかも、志田さん家の茶の間で(笑)
お茶を頂きつつ、茶菓子を食べつつ雑談をしておりましたら
志田さんの奥様がカットした新高梨を携えて登場!
30?ぐらいのお皿に山盛りになって、2皿も持ってきて下さいました。
これで、新高梨1個半の量ですって!!!ジャンボだわ。じゃんぼ。
皮付きでも美味しかったけど、やっぱカットされた味わいも格別!
梨の利尿効果か、収録中も何人かトイレに中座する場面もあったり(笑)
志田さんのご自宅の電話が鳴ったり(笑)!
やっぱり、こういうちょっとしたハプニングが取材って楽しいんだよねぇ。
米農家の近藤さんと五十嵐さんは、毎年志田さんの梨を味わっているそうですが
やっぱり、新高梨が最高だ!っておっしゃってましたねぇ。
お米の収穫も終え、ちょっとほっと一息ついた頃。
しかも、台風一過ですから。
お忙しい時にお邪魔したにも関わらず、あったかく迎えてくださった皆さんに
感謝、感謝です!
そして、こうしてみんなで和気藹々と梨を囲むっていうのも
なかなかない機会だったようで、皆さん緊張されていたのが印象的で。
また、志田さんのお宅、初めて来たとは思えない懐かしい感じで
一緒にいた、南蒲ヤングファーマーたちも始めは緊張していましたが
この志田家のゆったりとした雰囲気に徐々にほぐれて、
最後には、幼なじみのような感覚にまでなっちゃった僕。
特に五十嵐さんね(笑)なんか、似た雰囲気を感じましたわ〜
みんなで味わった新高梨、僕、忘れませんよっ!
本当にウマイものって、実は身近にあったんだよね。
新潟県って、ほんと、うまいもんの宝庫だわ!!!
志田さん、そしてご協力頂いたにいがた南蒲の皆さん!
本当にありがとうございました。そしてご馳走様でした!!
あ〜。うんめかった。
さて、来週は、番組初!!綺麗なお花『カラー』をピックアップ!
JA中条町の特産だってこと、皆さん知ってましたか?!
新潟って、奥が深い。。。 来週もお楽しみに!!
2009年10月14日(水) 11:57
今回お邪魔したのは、阿賀野市村杉にある『大豆加工体験施設』。
今から7年ほど前に出来た建物で、JAささかみ管内で獲れた調整大豆を
有効利用しようとこの豆腐加工場を設立したそうなんです。
また、この施設はJAささかみの子会社として株式会社ささかみが運営していて
全国の生協パルシステムさんと一緒に広めている新潟の旨さなんです!
しかも、ここではいつでも豆腐作りを体験できるそう!
小さなお子さんから大人まで、多くの方が楽しまれているそうです。
村杉の豆腐といえば、新潟県内でもそのウマさは有名だよね!
ということで、僕も豆腐作りにチャレンジ!
渡辺常務を始めとし、青年部部長の青木さん、副部長の榎本さん、
そして、青年部事務局の中村さん。
僕の豆腐作りの師匠としてお迎えした、豆腐インストラクターの荒木さん、
といった5名の皆さんとわいわい楽しく豆腐作りをやって参りました。
この『大豆加工体験施設』では、
笹神大豆100%使用した「五頭のめぐみ」のもめんときぬ豆腐と、
笹神大豆と北海道大豆を絶妙にブレンドして作られた「うめてば豆腐」(絹)の
2品種・3種類の豆腐を生産しているんです。
購入できるのは、先ほども言ったように、
全国の生協、新潟にもあるよね、総合生協さんと、こちらの施設に隣接している
うららの森の直売所でお買い求めいただけます。
ある意味、レアなお豆腐。。。僕、豆腐、作れるんろっか???
で、今回は「うめてば豆腐」をピックアップ!
なんでもブロー豆腐と言って、卵豆腐の容器って言えばわかるかな?
四角くて柔らかい真空のプラ容器に入っている。
食べるときは容器ごとカットしてスルッとお皿へ出す、というあのタイプ!
なので、出来立ての旨さが1ヶ月も持つ、素晴らしい豆腐なのです!!
(五頭のめぐみは、通常の一丁ずつお水が入った容器のタイプ)
1ヶ月ですよ!!技術の進歩ってすげーよね。。。
この土地でしか生み出せなかった豆腐を早く味わいたい!!!
ということで、早速、豆腐を作りましょー!
豆腐インストラクター・荒木さん曰く
「いつも教えている作り方は2時間かかります」
あの。。。2時間はちょっとキツいです。。。
そしたら!
「2分で出来る豆腐の作り方を教えましょう!」
え〜!!!2時間が2分?!そんなんあんの?!
♪チャンチャカチャカチャカチャッチャツチャ〜ン
まさに、3分クッキングです。
まずは材料。
◆豆乳 300cc(成分無調整のもの)
◆にがり 5cc
以上。これだけ?!
では、作り方。
1・冷たい豆乳ににがりを入れます。
2・スプーンなどで手早くかき混ぜます。
3・少しスプーンが重く感じ始めたらかき混ぜ終了。
4・ラップをかけます。
5・電子レンジ(500w)で1分40秒。
・・・チーン♪
できあがりー。
ほんとに2分でできた。。。え〜!すっげー!!!
このレンチン豆腐は、絹豆腐と同じ作り方で、
冷たい豆乳ににがりを入れる方法。
熱したところににがりを入れるのが木綿豆腐の作り方で
それが、件の2時間タイプ。
そしてにがりの量は、何度か作ってみて調整してもらえると
お好みのツルツル豆腐が出来上がるとか。
(にがりによって固まり方が違うらしいです)
出来立てほやほや。
まずは何も付けずに味わってみると。。。
うんめぇ〜っ!!!!!すんげぇうんめぇ〜っ!!!!!
何も付けずに豆腐を食べたの、初めてだけど、
なんなんだろう、この旨み、甘み、そして枝豆のような香りは!
いやぁ。驚きですよ、皆さん!
この2分でできちゃう、レンチン豆腐、是非ご家庭でも試してみて!
ほんとに驚きの旨さですからっ。
うめてば豆腐の原材料で作らせていただいたわけですが
こんなにうまい豆腐、初めて食べました。
青木さんも、榎本さんも、自分が作った大豆の味、存分に味わってましたね。
青木さんが着ていた「力不足」つなぎとTシャツ。
JAささかみ青年部で制作したもので、
「農業人としてはまだまだ力不足!だから看板しょってます!」
という満面の笑顔で答えてくださった青木部長!
いや〜、頭が下がります。
まだまだ俺らにはやれること、やることがたっくさんある。
農業人として、地元を愛する住民として
めいっぱい地元を盛り上げ、沢山の人に旨さと土地の良さを伝えたい。
そういう気持ちで色々なことにチャレンジしているから
青木さんも榎本さんも、いい顔してるんでしょうね!
ほんっと、元気もらいました!!やっぱ、地元最高!ですよね!
今回もご馳走様でした!
さあ来週は、JAにいがた南蒲の秋の味覚『新高梨』をピックアップ!
「にいたかなし」って読むんだけど、なんで「にいたか」?
そんな疑問もぶつけてみますよ〜!どうぞお楽しみに!!
2009年9月30日(水) 11:30
大きな栗の〜ぉ 木の下で〜ぇ
今回、お邪魔したのは、
五泉市新屋(あらや)にある、安中 潤治さんの栗園。
山頂で待っていて下さると言う安中さんを探しつつ、えっちらおっちらと山登り。
『パーーーーンッ!!!』
えっ?! 鉄砲の音?!
『こっち、こっちー!』
陽気な安中さんの声のする方へ進んで行ったはいいものの、
鉄砲の音がスゴイ。。。俺、豚と間違われて発砲されたんろっか?!
『栗を狙う猿に威嚇のために発砲してるんだよ』
なんでも猿は栗が大好物で、犬が吠える声を録音したテープを大音量で流したり
(猿と犬は犬猿の仲、と言いますが、その通りらしい!)
こうして鉄砲で威嚇しないと、あっという間に栗をサラって行くそうで。
それは死活問題です!
なので、今回は発砲のパンパンいう効果音と共に収穫のお手伝いをして来ました(笑)
安中さんとご一緒に、青年部部長のくれいさん、そして、
JA新潟みなみの栗担当の辰口さん、JA新潟みらいの青年部事務局の酒井さん、
そして、なんとなんと!安中さんの息子さんも仕事を休んで(!)参加して頂きました。
いや〜!賑やかでしたわ!!そして、デジャブがっ!!!
JAえちご上越頚城での上越米の取材でもあった事が今回も!(9/16OA)
栗担当の辰口さん、最高です。
村松の栗の説明をお願いした途端に、携帯電話が。♪素敵なメロディー♪
いや〜。こういうことってあるんだねぇ。もう、おっかしくてさ!
見渡す限り、全てが栗園というロケーション、きっと近くには栗を狙う猿も居たはず。
威嚇する発砲音よりも大音量の爆笑の渦の中、収穫へと進んで行ったのです。
村松では、栗の枝を毎年剪定し、樹高が3,5〜4mの高さでほぼ統一。
太陽の光をいっぱいに浴びて栗の発育を良くする為に剪定を推奨しているんだそう。
佐渡のリンゴと似てる!その土地その土地の状況に合わせて樹木も改良されるんだね。
そして、桃栗3年柿8年、ということわざがあるでしょ?
やっぱりその通り、栗は3年で実がなるそう。けれど、4年、5年と年月が経つごとに
実が一回り、いや、倍に倍に大きくなって行くんだって!!!
そして、実のつきも倍に倍に量が増えていくんだとか!へー!知らなかった。
また、猿以外にも、リス、ウサギ、そして、熊にも時折会うこともあるそうで
収穫作業は大変!敵だらけの中で作業を進めるわけですから。。。
でも、そういうことも『自然の中で仕事をしている!』と感じることができ
楽しんでやられているそうなんですよ。苦労をものともせず、サラッと言える皆さん、
本当に、カッコイイーーー!んで、おもっしぇーーーっ!
だってさ、安中さんに、『栗拾いのレクチャーしてください』って聞いたら、
『あぁ、どうぞ、好きなの拾ってください♪』爆笑!簡単に言い過ぎっすよ!
それに、ノリがいい!突然の僕のリクエストにもお答えくださったり、
(コレはOA聞いた方だけのお楽しみにしちゃいます♪)
お茶目に親子で「食べてくりッ!」って言ってくださったり。
ホント、楽しませて頂いちゃって。しかも、しかもですよ!
栗おこわ、モンブラン、そして、焼き栗をご馳走してくださったーーー!!!
『美味しいもんはいっぱい食べてもらわんと!それが私のモットー!』
『栗をとにかく美味しく食べてもらえる状態で出荷するのが私のモットー!』
明るく元気良く、とにかく美味しい栗を!っていう安中さん。
ああ、こういう方が作っていらっしゃるからこそ僕らは安心してうんま〜い栗を
味わうことが出来る。毎年毎年、樹の状態を見極めて、動物たちとの闘いもありつつ
僕ら消費者に「旬のうまさ」を届けることだけを念頭に一生懸命作業されている。
心から感謝です。本当にあったかい。
しかも!
栗というのは、収穫してすぐ、0℃に設定された冷蔵庫で2週間から1ヶ月もの間
熟成するんだって!!!これ、驚き。すぐ出荷されて僕らの元に届くのだとばかり。
冷やして寝かせることで、でんぷん質の栗は「冬が来た!」と勘違いして、
でんぷんが糖度へと変化するんだって!うひゃー!そうなのぉ?!
だから、寝かせていい頃合になるまで出荷はしないんだそう。
あま〜い栗の秘密は、保冷して寝かせる、という段階があった訳です。
こうやって直接お話を伺わなければ知りえなかった事実。今回も目からウロコです。
村松の栗。最高です。
まじで、まじで、うんめーーーーーーーー!!
焼き栗のうまさったらないよ!これが一番うまい栗の食し方だって。
わかる、わかる。驚きのうまさ、ってこういう事なんだ!って僕感激したもん。
皆さんも、村松産の栗、ぜひ味わって欲しいです!
大ぶりで、甘くて、秋ならではの旬の味。
パティシエも村松の栗じゃなきゃモンブランは作れない!と言うほどのウマサです。
『みなさんも、食べてクリっ!!!』
色々味あわせていただいた全ての栗の味が忘れられず。
そして、安中さんを始めとする、JA新潟みらいの方々のあったかさと素朴さが
既に懐かしいモトキでした。今回も本当にご馳走様でした!!!
さあ、来週は、我が地元!阿賀野の「うめてば豆腐」の登場です!
地元で獲れた大豆を使って、最高の水で仕上げた極上の豆腐!!
豆腐作り体験も出来るかも!
来週もどうぞお楽しみに!