はるかな尾瀬③ ~登山編~

尾瀬旅3日目は、燧ケ岳(ひうちがたけ)へ!

標高2356m。

山頂は福島県の檜枝岐村で、東北以北の地域で最高峰と言われています。

もともと2日目に登って、山小屋などのある見晴エリアの行く予定だったのですが、

雨で予定とルートを変更して、最終日に登ることにしました!

見晴新道コースで登って、御池コースで下山するルート。

基準のコースタイムは登り4時間半、下り3時間。

出発地点の見晴エリアの標高が1400mなので、標高差は1000m。

登りの前半はひたすら樹林帯…

腰の高さくらいまである岩がゴロゴロしていて、ひたすら、登っていきます。

(この時点で登頂できるか不安になりつつ、ひたすら自分との戦い。笑)

見晴新道は「ぬかるみがひどい」ことで有名で、かなり覚悟していったのですが、

前日の雨がそこまで降らなかったようで、ぬちゃぬちゃ度合いは想像の範囲内でした。

後半1時間くらいで、ようやく景色が開けました!!

登っていくにつれてだんだん青空が広がってきて、

元気になった!!!

山登りしているときの、絶望が希望に切り替わる瞬間は、やっぱりたまらない😂

私はだいたい前半で、

「本当に登れるのだろうか…」

「あと4時間もこの急な登りが続くのか…」と不安を抱えながら、

なんとか自分を鼓舞して、マイナスな気持ちを持たないよう、無になって登るのですが(笑)

だいたい後半になって景色が開けて、登頂が現実的になってくると、一気に元気になるのです😂

登るペースも自然と上がる。

そして、山頂到着!!!!!

出発点の見晴エリアを含めた尾瀬ヶ原と、

(あそこから登ってきたのか…😇)

尾瀬沼のパノラマ!

登れてよかったぁ。。。

2泊3日分の荷物を背負っているので(食料分は軽くなってるけど)、

いつもよりザックが重く、だいぶ体力を消耗しましたが、登頂したときの爽快感がたまりません。

そして、下ります。

下りはところどころ湿原を通るルート。

つかのまの、癒しのひと時でした。

でもそれ以上に、登りと同じくらい岩がゴロゴロした樹林帯がメインで、

そして登りよりもぬかるんで、岩も濡れていて滑りやすく、

1歩1歩がめちゃくちゃきつかった😂

最後のほうは、ちょっと山にキレそうでした。

(自分で好き好んで登ってるくせにw)

百名山は、甘くはないですね。

すごい色のキノコ!!

無事下山したあとのコーラ、、、しみました😇

(ノンアルビールはまさかの売り切れ!)

帰りも魚沼ルートなので、まずはバスにゆられて奥只見湖の船着き場へ。

バスの車窓から見える、燧ケ岳。

あそこに、、、数時間前までいたのか。。。

そして、船に乗って、さようなら尾瀬!!!!

きつい思いもしましたが、日常の喧騒から離れて、心がリフレッシュされた2泊3日でした。

尾瀬、次は夏のお花がいっぱい咲いている時期にもいってみたいです☺

おまけで、朝の見晴。

山の上に、うっすらとかかっている「白い虹」。

夜明け前の時間、霧や光などの関係で見ることができる幻想的な景色だそうです。

(オット撮影。わたしが外に出たころには、もう少し明るくなってしまっていた😂)