1/18 染色造形アーティスト sayu さんご来店!

2013年1月18日(金) 17:29

今日も元気にいらっしゃい!
心の底からまいどあり!
おばんになりました! 朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰めるという人気店(自称)です。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も摩訶不思議なチームワークと雰囲気で皆さんをお迎えします。

ただ今ヤン次郎兵衛ではオリジナルステッカーをプレゼント中!
どしどしご応募ください!!!!


さて本日のヤン次郎兵衛は佐藤裕子さんこと「sayu(サユー)」さんがご来店!
新潟で染色造形をされていて、個展やイベントなどで作品を展示されていたり、NEXT21の6階の吹き抜けに800Mの染色した布を展示したり、シネウインドという映画館のスクリーンの緞帳を染色したりと多岐に渡って活躍されています。

facebookをされている方は 「佐藤 裕子」で検索されてみてください!


大将「一般的に染物というと機械で作った染物をイメージしますが、手で染めたものとどんな違いがありますか?」

sayuさん「買う人がいいと思えばどっちがイイというのはありませんが、ひとつひとつ心をこめて作ってます。あと藍について手染めの違い説明できます。私が手染めで使っている藍は徳島で作っている植物の藍なんです。ジーンズなどの藍は石炭のコークスからとれる藍なんです。」

大将「え?そうなの!!!?」

sayuさん「化学式的にはインディゴの成分は変わらないんです。」

大将「インディゴっていうのは鉱物からも取れるし、植物からも取れるの!?すごい!知らんかった!」

sayuさん「そうなんです。スクモ藍っていうんですけど、この藍を電子顕微鏡の繊維を見てみると青だけじゃなくて、赤とか黄色とか緑とか入っているんです。」

大将「繊維を縦から見たり横から見たりするとちょっと色合いが違いますよね?それが独特のあったかさにつながっているんですかね。」

sayuさん「せっかく日本人なんだから、ひとつはちゃんとしたのを覚えようと思って20年前独立した時にこの藍をやり始めたんです。でも生き物だからまだよく付き合えてないっていうか・・・20年たってやっと染めれるようになったっていうか・・・」

大将「そういう感覚なんですか・・・俺らにしてみたら染色だけど、命と戦っているみたいな感覚でいる訳なんですね。」


今宵のお酒は 朝日山 萬寿盃(まんじゅはい)大吟醸
「朝日山」の最高峰。酒質は口当り、のどごしの良い淡麗辛口。
華やかな香りとふくらむ味わいを感じる気品の高い大吟醸酒です。
みなさん今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!!

1/11 小国和紙生産組合の今井さん 2度目のご来店!

2013年1月11日(金) 17:38

今日も元気にいらっしゃい!
心の底からまいどあり!
朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰めるという人気店(自称)です。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も摩訶不思議なチームワークと雰囲気で皆さんをお迎えします。

ただ今ヤン次郎兵衛ではオリジナルステッカーをプレゼント中!
どしどしご応募ください!!!!


さて今日のヤン次郎兵衛は、小国和紙生産組合の今井さん 2度目のご来店です!


小国和紙とは・・・
新潟県長岡市小国地域で伝統的に生産されている和紙で、日本の無形文化財、新潟県の無形文化財に指定されています。
江戸時代にはすでに紙が作られていたという記録があるので、400年以上の歴史があるとの事。



大将「今井さんは和紙職人ですけど何年くらいになるんですか?」

今井さん「23歳の時に務め始めたので今年で17年になります。」

大将「この17年ってどんな発見がありました?」

今井さん「紙づくりは農業だ!って感じた事でしょうか・・・あの、紙をすいてるだけってイメージがありますが、小国和紙って自分で原料を育てて紙を作っているんです。」

大将「そこが一般の人たちとのイメージの違いですよね。紙屋っていうと、紙をすいている職人さんの絵が浮かびますけど、実はその裏で、原料から全部育てているっていうね。」

今井さん「いつも紙すきが目立つのでピックアップされがちですけど、実は原料を育てる作業だったり、紙をすくまでの塵を一個一個取る作業だったり・・・そういうのがとっっっっても大事なんです。
だからただの製造業っていうくくりで納めて欲しくない・・・「百姓」って言葉がありますが、「百姓」って「百」っていう言葉が示すように百の仕事をしないと、百姓ではないんです。そういう仕事だっていうのを感じました。17年やってますが、まだまだひよっこだなぁ〜って思います(笑)

大将「なるほどね〜。我々職人の目でしか見てないですが、今井さん言われた100ある仕事の内、1個、2個しか今井さんの側面しか見てないわけですよ。裏では98の地味な仕事があって、それでやっと一枚の紙ができているんですね。」

今井さん「みえないところが、かなりあるんです。」



大将「やっぱこう職人の世界って親方の仕事をみて学ぶと思うんですけど、私、似ているなぁと思うのは地域の祭り。
すごく盛り上がっている祭りって、祭りを引っ張っている「頭(かしら)」が若者たちから物凄く憧れられているんです。
「うゎぁ〜俺も頭みたいになりたい!!」って思うから頭が金髪の怖そうな若者達も、祭り日だけは「頭」の言う事を「ハイ!ハイ!」聞くと思うんです。
そういう祭りって元気あるし、これからも残っていくと思うんです。

だから今、先頭きって仕事をしている人たちが、カッコいい姿を若い奴らに見せたらその仕事は受け継がれていくと思うんですよね。」


400年間受け継がれてきた小国和紙。
是非小国和紙生産組合のHP  http://www.oguniwashi.jp/ にアクセスしてみてください!


今宵のお酒は 朝日山 純米酒
冷たくしてスッキリ、常温で味わいがあり、ぬるめのお燗ではキレの良さが特徴です。
お料理と飲む温度の組み合わせで何倍も楽しめます。
今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!!

1/4 小国和紙生産組合の今井さんがご来店!

2013年1月4日(金) 17:28

新年明けましておめでとうございます。

2013年も居酒屋ヤン次郎兵衛をよろしくお願いします!


この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰めるという人気店(自称)です。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も摩訶不思議なチームワークと雰囲気で皆さんをお迎えします。


ただ今ヤン次郎兵衛ではオリジナルステッカーをプレゼント中!
毎週金曜日抽選しております。
今日は新年一発目の抽選日、当選者は・・・

・美食工房 さん
・いちごミルフィーユ さん
・ぺこちょん さん
・みぃ さん
・みるくすまいる さん

以上5名様当選です。
近日中に発送しますのでお楽しみ!!!



さて今日のヤン次郎兵衛は、小国和紙生産組合の今井さんがご来店です!

小国和紙とは・・・
新潟県長岡市小国地域で伝統的に生産されている和紙で、日本の無形文化財、新潟県の無形文化財に指定されています。
江戸時代にはすでに紙が作られていたという記録があるので、400年以上の歴史があるとの事。

大将「こういう昔ながらの知恵で良いモノがイッパイあるのに、安くて大量に作れて、そういうモノに席巻されてって・・・もったい無いっすね」

今井さん「だからソコが今なんとかしたい所なんです。今、越後キガミ振興会という会があるんですけど、簡単にいうと県内の和紙を作る団体なんですが、和紙と言わずキガミと言っているんです。」

大将「キガミってどういう字を書くんですか?」

今井さん「生きている紙と書いて生紙(きがみ)というです。生紙って何かというと、30年〜40年前の紙の言い方なんです。なんで私たちがまた「生紙」と言い出したかというと、今、みなさんが和紙という言葉で連想する紙って、牛乳パックで作った紙も和紙、パルプが入っても和紙、外国から輸入された紙も和紙なんです。」

大将「そうなんですか!!!!??」

今井さん「昔ながらの生紙という言葉で、私たちが作る紙は和紙の中でもキチンとした作り方をした紙だよ!っていうのを表現したかったんです。」

大将「他の紙との差別化を図ったんですね。」

今井さん「それがやりたかったんです。」


この小国和紙はアオーレ長岡の壁紙に使われているそうです。
職人さん達が丹精込めて作った和紙、是非一度実物をご覧になっていただきたい!!

興味をもった方は是非小国和紙生産組合のHP
http://www.oguniwashi.jp/ にアクセスしてみてください!


今宵のお酒は 朝日山 萬寿盃(まんじゅはい)大吟醸
「朝日山」の最高峰。酒質は口当り、のどごしの良い淡麗辛口。
華やかな香りとふくらむ味わいを感じる気品の高い大吟醸酒です。
みなさん今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!!

12/28 ハワイアンキルト教室主催 伊藤真里子さん 2回目のご来店!

2012年12月28日(金) 17:28

今日も元気にいらっしゃい!
心の底からまいどあり!
朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰めるという人気店(自称)です。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も摩訶不思議なチームワークと雰囲気で皆さんをお迎えします。

ただ今ヤン次郎兵衛ではオリジナルステッカーをプレゼント中!
毎週金曜日抽選しております。
今週の当選者は・・・

・キママビト さん
・昭和の不良 さん
・みやびなみやび さん
・朝から野獣 さん
・ついたろう さん

以上5名様当選です。
近日中に発送しますのでお楽しみ!!!



さて今日のヤン次郎兵衛は、先週に引き続き新潟市西堀でハワイアンキルト教室主催している伊藤真里子さんがご来店です!

ハワイアンキルトについて、教室については伊藤さんのHP
http://www.chikuchiku.com/ をご覧ください!
ステキなハワイアンキルトの世界が待っております!


大将「ハワイアンキルトの教室を開いてますが・・・やっぱり修行してきたんですか?」


伊藤さん「今から12年前くらいハワイに行って修行してきました。期間にすると3年半くらい」


大将「結構ですね。3年半行ったり来たりしてるとお金のほう・・・かなりかかったんじゃないですか?」


伊藤さん「日本で生活するよりハワイの方がかからなかったですね。」


大将「うっそーー!!グアムなんか2泊3日くらいでいっても結構金つかうじゃん!」


伊藤さん「それはバカンスで行って大盤振舞するからですよ(笑)日本にいるまんまの生活です。」


大将「ちなみに、一番安い時で1か月どれくらいで生活できるんですか?」


伊藤さん「600ドルくらいでしたね。」


大将「え?ほんとに!!・・・日本脱出できますね(笑)」


伊藤さん「だから(笑)バカンスで何処何処行って、何を食べて、トロピカルジュースを飲むとかしないですからね(笑)」




大将「なるほどね(笑)てか日本にも着物とか和柄みたいなモノありますが、共通点、逆に違いみたいな所ってありますか?」


伊藤さん「私の中では違いを感じなくて、文化なので同じだと思ってます。
去年なんですけど、ハワイアンぽくデザインして風呂敷作ったんです。」


大将「なるほどコレみると、たしかに共通点ありますね。」


伊藤さん「私の中では新潟オリジナルとして、そういう展開も考えています。」


大将「とっても素敵かも!ハワイの人たちが あの気候の中で、「最も気持ちいい色」と、「気持ちのイイ柄」を組み合わせて作ったのが「ハワイアンキルト」なんだから、新潟に住んでいる我々が「最も気持ちいい色」と、「気持ちのイイ柄」で作り上げるハワイアンキルトは、もはや「エチゴリアンキルト」ですって(笑)」


伊藤さん「本当そうなんですよね。新潟だからこそ出来るハワイアンキルトを通してアピールできるモノを大事にしていきたいって思ってて、かつ新潟の人が楽しめる場を提供したいなって考えているんです。」



本日のお酒は「ゆく年くる年」
収穫したばかりの酒造好適米「五百万石」で醸した吟醸酒。
新酒ならではのフレッシュさと、スッキリとした口当たりが魅力のお酒です。
今宵のお供にいかがでしょうか?

来年のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!

12/21 ハワイアンキルト教室主催 伊藤真里子さん登場!

2012年12月21日(金) 17:28

今日も元気にいらっしゃい!
心の底からまいどあり!
朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰めるという人気店(自称)です。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も摩訶不思議なチームワークと雰囲気で皆さんをお迎えします。

今週から毎週5名様にヤン次郎兵衛ステッカーをプレゼント中です!
毎週金曜日に抽選しております!
それでは、今週当選した方の発表です!!

・アウトロー さん
・れもんかんぱにー さん
・ぺこちょん さん
・タルーラ さん
・みぃ さん

以上の5名様当選です!
おめでとうございました。


 
さて、今日はハワイアンキルト教室主催 伊藤真里子さんがお越しくださいました!
伊藤さんは新潟市の西堀通りでハワイアンキルトの教室を主宰されています。

ハワイアンキルトについて、教室については伊藤さんのHP
http://www.chikuchiku.com/ をご覧ください!
ステキなハワイアンキルトの世界が待っております!

大将「そもそもハワイアンキルトってなんですか?」

伊藤さん「ハワイの伝統文化で、1820年頃、宣教師の妻たちがハワイでパッチワークを発展させたモノと言われています。
パッチワークは端切れを縫い合わせて一つの大きい大作を作るんですけど、ハワイには端切れ布というのがなかったので、大きい布をあえて細かく切り刻んで布に縫い付けて形にする。
そういうキルトなんです。」

大将「なるほどねぇ〜。何考えながら縫っているんですか?」

伊藤さん「多分縫っている時は無心なんですけど、ハワイアンキルトって人に贈るものだったり、自分の為に作るモノだったりするんです。
よく、作れないから売って!って言われるんですが、一針一針愛情込めて作っているモノなので、それをお世話になった人に贈る、大事な娘が嫁ぐ時に贈るとか。だから私、一回も売った
事は無いですし。」

大将「自分の作品を愛せるんじゃないですか?(笑)」

伊藤さん「愛せますよ(笑)嫁に出したくないです(笑)でもコレは誰にあげるって決めて作る時は、その人の為に作っているんで、思いが入ったモノをあげる事ができます。」

大将「ハワイアンキルトって今人気ですが、人気の秘密はその辺なのかもしれませんね。」


本日のお酒は「ゆく年くる年」
収穫したばかりの酒造好適米「五百万石」で醸した吟醸酒。
新酒ならではのフレッシュさと、スッキリとした口当たりが魅力のお酒です。
今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!