11/9  小川さん2度目のご来店!

2012年11月9日(金) 17:38

今日も元気にまいどあり!
朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰めるという人気店(自称)です。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も摩訶不思議なチームワークと雰囲気で皆さんをお迎えします。


さて本日は「水と土の芸術祭2012」プロデューサー 小川さんがご来店です。

水と土の芸術祭は新潟市内全域で開催されている芸術祭です。

どんな芸術祭なのか?
一言でいうと、アートを道しるべに164日間、水と土をテーマに盛り上がろうというお祭りだそうです。


そんな一大イベントのプロデューサーの小川さんは生まれも育ちも新潟。
若い頃から新潟でアートに親しんでいたそうですが、一時やはり東京に激しく憧れたそうです。


大将「小川さんてそもそもずっと新潟?学生終わってからいきなりアートなんですか?」


小川さん「そうなんです。一時東京を始めとする首都圏への憧れがあって、新潟ではアートに触れる機会があんまりない。東京に行って仕事をしたい。って思った時期がありましたけど、考え方を変えたら、俺の舞台はここだ!!って思ったんです。」


大将「それはなにがキッカケなんですか?」


小川さん
「やっぱりみんな東京に憧れ、東京の亜流になるみたいな流れがあるでしょ?」

大将「あーあ、東京もどきでしょ(笑)」


小川さん「一時は私もそれを目指したんです(笑)でも、そうではない。
新潟の独自性のある活動をする事が新潟の魅力を発信する、それが自分の使命であると同時に喜びであると思うようになったんです。」


大将「やっぱ東京への憧れってあって、TVからは高層ビルから見える夜景を見ながらレストランで食事をしたり、オシャレなオフィスで働いたり・・・
あんなの刷り込まれてると、あれが正しいスタンダードで、あれがオシャレな生き方なんじゃないか?あそこの世界で流行っているものがすべて素晴らしいものなんじゃないか?って錯覚しちゃうじゃないですか?これはなかなか気づけないよ!」


小川さん
「私が、なぜ新潟の独自性が魅力だって気づいたかというと・・・私、坂口安吾が相当好きなんです。
その安吾が当時新聞社の重役に就いていた兄とのやりとりを一つの評論にまとめていて、「地方文化の確立について」というのを書いているんです。
その最後に何て書いてあるかっていうと、『東京の亜流になるな。地域独自の創造をなせ』って書いてあるんです。私はその評論を読んだ時、コレだ!って思ったんです。」



スタートは新潟の独自性の発見だった小川さん。
今、その「新潟の独自性」を追求したイベント「水と土の芸術祭2012」開催中です。
その楽しみかたをきいてみました。


大将「アートの楽しみ方ってなんですか?」


小川さん
「ちょっと敷居が高いとか私には関係ないって思う人が多いと思いますが、でも水と土の芸術祭でやっているアートは、ほとんど構えずに、予備知識なしで、無防備で来てもらって体感できるものなんです。
一度アートっていう考え方を捨て置いて遊びに行くみたいな感覚で来て頂くと、ハマるというか、これこそ俺の世界だ!!(笑)みたいなのが、沢山あると思いますので、アート改めて出会うチャンスだと思います!」



今宵のお酒は 越乃かぎろひ 萬寿(まんじゅ)純米大吟醸
やさしい香りと、スッキリとした清楚な味わいをお楽しみいただける、10月から12月限定出荷のお酒です。
今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!!

11/2  「水と土の芸術祭2012」プロデューサー 小川さんご来店!

2012年11月2日(金) 17:28

今日も元気にまいどあり!
朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰めるという人気店(自称)です。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も摩訶不思議なチームワークと雰囲気で皆さんをお迎えします。


さて本日は「水と土の芸術祭2012」プロデューサー 小川さんがご来店です。

水と土の芸術祭は新潟市内全域で開催されている芸術祭です。

どんな芸術祭なのか?
一言でいうと、アートを道しるべに164日間、水と土をテーマに盛り上がろうというお祭りだそうです。

大将「なぜ水と土なんですか?」


小川さん
「新潟市は日本一の信濃川、それに次ぐ阿賀野川、この2つの大河が運んできた多量の土砂によってだんだん新潟市という地形が形成されていったんですが、その新潟市の発展の経過には、すべて水と土との濃密なかかわりあいがあったんです。
先人たちは水と土とどう付き合ってきたのか?先人たちの苦労に思いを馳せながら明日を描いていこうと、それを水と土をテーマにしたフェスティバルにしていこうと始まったんです。」


大将
「今、すーっと入った!何で水と土なんだろう?って、ずーと思ってたんです!
確かに、小川さんが言う通り、信濃川と阿賀野川が無かったら新潟市は未だ海の底で、俺達が立ってる新潟の中心街なんてのも無かったんですね。水と土が無かったら!」


小川さん
「そうなんです。水と土は私たちに様々な恵みをもたらした反面、時々氾濫したりもするんですね。大変な災害になったりするんで、自然の中で生きていくって事は並大抵の事ではなかったんですけども、知恵と努力で今でこそ新潟市は豊かな住みよい地域で、そしてお酒がおいしいですし(笑)この水と土の産物の最高傑作じゃないかな?と思います。」



大将
「なるほどね(笑)BIGイベントのプロデューサーですが、小川さんってアート畑出身なんですか?」


小川さん
「今、プロデューサーとしてやってますが、もともと表現に憧れていて、自分自身表現者になりたかったんですが、アチコチ関心がありすぎまして(笑)今ではそういったモノを企画制作プロデュース、つまり表現する人と見る人と、場を繋げる、そういう活動が、一つの表現だなとある時実感したんです。」


大将
「アーティストっていうのは、自分の作品のみを不特定多数の人に見てもらう表現活動しかできないけど、プロデューサーってのは色んな提案ができるんですね。て、いろんな提案を丸ごと自分の作品として(笑)欲張りか(笑)」

小川さん
「誰と誰をどのタイミングでどう見せるか?っていうのが出来るんです(笑)」


そんな小川さんが携わっている水と土の芸術祭は12月24日まで芸術祭メイン会場(万代島旧水揚げ場、朱鷺メッセ向かい)を中心に市内全域で開催です。

国内外からおよそ60名のアーティスト、そして新潟市民のみなさんと共にしない全域で開催中です!!

是非一度ご覧になってください!


今宵のお酒は朝日山の千寿盃。
朝日山を代表する上級定番商品。酒質は口当たり、のどごしのよい淡麗辛口。
安心感を誘う味わいです。
みなさん今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!!

10/26 井上さん、2度目のご来店!

2012年10月26日(金) 17:28

今日も元気にまいどあり!
朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰めるという人気店(自称)です。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も元気で摩訶不思議な雰囲気で皆さんをお迎えします。

今日も新潟の映画館 シネウインドの支配人 井上経久(いのうえ つねひさ)さんがご来店。

先週は店が終わった後、大将と井上さんと板さんで映画を見た時、
井上さんに経歴を聞いた所、たいそう面白い経験をされている事が発覚!



大将「先週、旅に行ったとかいう面白い話されてましたよね?何処行ったんでしたっけ?」


井上さん「まず上海に行って、中国をグルグル回って、東南アジアの方に行ったんです。そこからバングラデシュに行って、インド、パキスタン、イランと・・・後は東ヨーロッパと北ヨーロッパをグルグル。全部で、1年と9ヶ月くらいですかね。」


大将「なんで?(笑)」


井上さん「あのとってもイロイロあるんですけど、「アンダーグラウンド」って映画を見たのが一つのキッカケです。旧ユーゴスラビアを舞台にした映画なんですけど、国が無くなるってどういう事だろう?って思ってユーゴスラビアに行きたいと思ったんです。でも話を聞いたら、インドもベトナムも中国も面白いって話で(笑)
で、会社に迷惑がかかるから、仕事大好きだったんですけど、辞めて行ったんです(笑)」


大将「その2年弱の旅、予算どれくらいだったんですか?」


井上さん「100万円で行ける所まで行こうと思ってたんですけど、でも1年9ヶ月居て交通費込みで80万くらいでした。」


大将「ウッソー!!!!?2年の期間で、後の人生にどれだけの影響を与えるかによって、若いヤツらもちょっと行ってみるのも良いかもしれませんね。」


井上さん「変な言い方かもしれませんが、日本でウダウダするよりちょっと行ってみるのも面白いと思います。外から日本を見るっていうのも大事だと思います。」



大将「旅で得たモノってありますか?」


井上さん
「色んな人に会うんです。「俺はカメラマン」だ、とか「文書を書いてる」とか、そういう人にイッパイ会ったんです。実際、スゴい写真を撮ってたり、良い文章を書いてたりするんですけど、その凄く良い仕事を世に知らしめる仕事をしてる人とは、会わなかったんです。
で、もし日本に帰ってやるとしたら、人に良いものを伝える仕事をしたいと思いました。」


大将
「端的にいうと、パリの広場で絵を書いている人がいたとして、スゴく良い作品なんだけど、彼が発信している範囲は広場に居る人だけで、もっと世に広める為には俺が必要なんじゃないのか?みたいなね?」


井上さん
「そういう事ですね。クリエイターではなく、プロデューサー、伝える立場の人間になりたいと思って帰ってきました。
そういった意味では今の仕事はスゴく近い所があります。
シネウインドで上映している映画は誰も知らない映画ばっかりなんです(笑)誰も知らない映画なの(笑)
でも私達の伝え方次第で、もしかして興味を持ってくれる人が居るかもしれない。
少なからずその人に対して、毒でもあり、薬でもあり、そういったモノを届けている自負はあります。」


大将
「海外に行かなくても、映画から世界が広がるって事あるかもしれませんね。」

井上さん
「少しでも伝えたいですね。」



今宵のお酒は 越乃かぎろひ 萬寿(まんじゅ)純米大吟醸
やさしい香りと、スッキリとした清楚な味わいをお楽しみいただける、10月から12月限定出荷のお酒です。
今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!!

10/19 本日、井上さんご来店!

2012年10月19日(金) 17:28

今日も元気にいらっしゃい!
朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰める、人気店(自称)です(笑)。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のお手伝いさん達。
今日も摩訶不思議なチームワークで皆さんをお迎えします。

今日は新潟の映画館 シネウインドの支配人 井上経久(いのうえ つねひさ)さんがご来店。

シネウインドは万代ビルボードプレイスにある、今年で27年の歴史を数える新潟の老舗映画館。(ご存知の方も多いと思います。)

特長として、市民(会員)の方々のチカラで成り立っている映画館だそうで、
普通の映画館とは一線を画すラインナップ、そして独特の雰囲気が満ちあふれています。
大将もその昔、ステージをやったり、デートで行ったりと何かと縁があるそうです。

大将「今スタッフさん何人くらいなんですか?」

井上さん「社員は4人です。ボランティアとして、20人から30人くらい手伝ってくださってます。」

大将「え!?そんなにボランティアさんがいるんですか!? それだけ応援してくれているって事ですね。」

井上さん「僕たちの誇りでもありますね。」

大将「シネウインドの魅力ってどんな所ですか?」

井上さん「映画館でありながら、映画から派生した部分を知るチャンスがある場所だと思います。
そいうった引き出しをイッパイ作っておきたいと思っていて、それを使ってもらうのはお客様次第っていう余白は残しておきたいと思っています。」

大将「今の発言でわかったのは、(シネウインドは)集まりやすいんですよ!
なんかアレだと思う。夜、森の中でたった1個光ってる電球!(笑)
だから私も15年前くらい前、その光目がけて飛んで行った訳です(笑)」


今宵のお酒は朝日山の千寿盃。
朝日山を代表する上級定番商品。酒質は口当たり、のどごしのよい淡麗辛口。
安心感を誘う味わいです。
みなさん今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!!

10/12 今週も松崎さんご来店!

2012年10月12日(金) 17:28

今日も元気にいらっしゃい!
朝日山専門店居酒屋ヤン次郎兵衛です!

この居酒屋は新潟の何処かにあるという架空の居酒屋。
新潟で活躍中の方々が通い詰める、自称人気店です(笑)。

カウンターに立つのは、大将ヤン。そして謎の板さん。加えて謎のバイト達。
今日も摩訶不思議なチームワークで皆さんをお迎えします。

先週の放送では板さんがケガをしてしまい、出前スタイルでおもてなしでしたが、
今回は、なんと松崎さんがおつまみを持参してくれました!(お重に入っていました)

このお重、松崎さんの知り合いの古町の店の自慢の一品を詰め合わせたモノなんです。

(古町9番町 「はりま屋」さんの鮭の焼き漬け、「ふくひろ」さんのカニコロッケ、「ねいろ」さんのレバニラ炒め 等 古町の名店の自慢のおつまみが沢山入っていました!誠にありがとうございました!!)


大将「めっちゃうめぇぇぇぇ〜〜〜」と絶叫。
そして本日のお酒、越乃かぎろひ 併せて飲むと・・・
「・・・・うんめぇぇぇ〜・・・」
大将絶句です。
もはや言葉もでないご様子。


松崎さんナゼこんな粋な一品を持って来たのか?
じつは古町で面白いイベントがあるんです!

10月15日(月)〜20日(土)まで「古町花街ぶらり酒」が古町8番町・9番町界隈で開催!

参加店舗は44店。
5枚チケットが付いているパンフレットが4000円で販売されています。

(ホテルイタリア軒、ザ・ホテル金寿、和gen、ハナヤ食料店、デイリーヤマザキ古町店、各参加店で販売)
そのチケットを各店舗で使用すると、お店自慢の一皿とお酒が出てきます。

1枚およそ800円くらいですが、値段以上のモノがでてくるそうです!


大将「これはチャンスですよ!8番町・9番町って、結構大人の店もあって、
このチケットで店の雰囲気味わってもらって、よければ次ってのもありますからね!」

普段行かない老舗にぷらっと入って雰囲気と名店の味を楽しめるのはかなり乙な感じですね1
くわしくは、http://www.ameblo.jp/burarizake/をご覧になってください!


そして、話題は自然と古町の話へ。

大将「新潟を元気にするには何が必要だと思います?」

松崎さん「人がいろんなカタチで繋がらないとダメかなって思います。
1つの箇所で全部元気になろうとすると、ツラくなってくるじゃないですか?
そいう意味では、万代も駅前も駅南も、いろんな意味で人が
どんどん安く動ける時代になって欲しいですね」

大将「今まで私も古町を元気にしようって話をいろんな人に聞きましたが、
万代と駅前と駅南と一緒になって頑張ろうぜって言う人は松崎さんだけです(笑)」

松崎さん「(笑)でも、人が動けば、それだけ楽しい街になって行くと思うんですよね(笑)」

今宵のお酒は越乃かぎろひ 千寿(せんじゅ)特別純米酒
純米酒の濃厚な味のイメージを廃し、スッキリとした飲み口の良さを醸し出しました。柔らかな香味が身上です。
今宵のお供にいかがでしょうか?

来週のヤン次郎兵衛もお楽しみに!!!