12月16日 歌うサックスプレイヤー ジャッキー・マクリーン

2007年12月16日(日) 9:00

彼の音楽には、とにかく歌心があります。
楽譜を置いて歌詞を見ながら聴きたくなってしまうプレイヤー。
演奏を聴いているとその歌の情景が思い浮かんできます。
McLeanは、今こんな気持ちで、この曲の世界を演出しているんだなあ。って伝わってきます。
そして彼の音色とフレーズはブルージーでジャージー
それを明快に表現しています。
McLeanは「ジャズ史の百科事典」と呼ばれているくらい
ビバップ、クールジャズ、フリージャズとこなす
様々な顔を持つ、才能にあふれたプレイヤーです。

お届けしたナンバーは・・・♪

・Jackie McLean で  What\'s New      
・Jackie McLean で    Sentimanntal Journey    
・Jackie McLean  で   Nature Boy        

オープニングテーマ Morning Jazz /Junko Tosaka
エンディングテーマ Ki・Zu・Na/Junko Tosaka

12月9日  いぶし銀のピアニスト  ソニー・クラーク

2007年12月9日(日) 9:00

今日は、いぶし銀のピアニスト、Sonny Clark をテーマにお送りします。
彼の魅力は、なんと言っても”親しみやすさ”
Clarkにしか出せない、音が立っているというか、芯のあるタッチで、
またとてもビートを大切にしています。
フレーズは、マイナーでファンキーで、そして朴訥していて、独特な雰囲気を醸し出しています。
本国アメリカより日本で人気の高いピアニストです。
お送りしたナンバーは・・・♪

・Sonny Clark で  Blue Minor    
・Sonny Clark  で  Softly As In A Morning Sunrise 

オープニングテーマ Morning Jazz /Junko Tosaka
エンディングテーマ Ki・Zu・Na/Junko Tosaka










12月2日  モダントロンボーンの巨人  JJ  Johnson

2007年12月2日(日) 2:00

彼は、低迷していたモダントロンボーンに光を与えた救世主です。
スイング時代は、トロンボーンは花形でした。
それはアンサンブルのゆったりした演奏法だったので扱いにくい楽器でも、
さほど演奏する事に問題は無かったのです。
でもバップのような細かいフレーズが主流になるとトロンボーンでは対応できなくなり
中心的存在から外れていきます。
でもJJ Johnson の登場によってバップに合った奏法を確立して
トロンボーンが再び主役の座に戻ってきたのです。

お送りしたナンバーは♪

・JJ Johnson  で   ”Daylie”Double        
・JJ Johnson & Kai Winding  で   Lament   
・JJ Johnson  で  Old Devil Moon 

オープニングテーマ Morning Jazz /Junko Tosaka
エンディングテーマ Ki・Zu・Na/Junko Tosaka

来週は、ピアニスト、ソニークラークをテーマにお送りします。
どうぞ、お楽しみに!
    





11月25日 クールヴォイスのヴォーカリスト、クリス・コナー

2007年11月25日(日) 9:00

今日は、クールヴォイスのクリス・コナーをテーマにお送りします。
彼女の歌を一言で言えば、「クール・ビューティー」
独特のハスキーヴォイスで凛と知的に歌い上げます。
感情を抑えていてクールに聴こえるんですが
温かさもたっぷり感じられるヴォーカリストです。

お送りしたナンバーは・・・♪
・Chris Connor で Lullaby Of Birdland  
・Chris Connor で Nice Work If You Can Get It    
・Chris Connor で Lover Man    
・板垣光弘  で  Daahoud

オープニングテーマ Morning Jazz /Junko Tosaka
エンディングテーマ Ki・Zu・Na/Junko Tosaka



来週は、トロンボーン奏者 JJ Johnsonをテーマにお送りします。
どうぞ、お楽しみに!
     

11月18日  モダンジャズの救世主 トランペッター ウィントン・マルサリス

2007年11月18日(日) 9:00

今日は、トランペッター、Wynton Marsalisをテーマにお送りします。
彼は、フュージョンの全盛期1980年代の初めに登場します。
ほとんどがフュージョン系のミュージシャンだった状況の中
Wynton は、正統的なストレートな演奏をします。
それが、圧倒的な評判を呼んで、モダン・ジャズが再び注目されるようになります。
それは、”30年に1度出るか出ないかの天才”とか”クリフォード・ブラウン”以来の逸材と言われるほどでした。
Wyntonの存在はそれだけではなくて、彼の考えに共鳴した多くのミュージシャンが
再びジャズに情熱と興味を持ち始めたのです。

お送りしたナンバーは・・・♪

・Wynton Marsalis で Who Can I Turn To    
・Wynton Marsalis で When You Wish Upon A Star   
・Elis Marsalis & Wynton Marsalis で 
                 Taking A Chance On Love
                 Where Or When       


オープニングテーマ Morning Jazz /Junko Tosaka
エンディングテーマ Ki・Zu・Na/Junko Tosaka

来週は、ヴォーカリスト、クリス・コナーをテーマにお送りします。
お楽しみに!